アフタヌーンティーも楽しめる「迎賓館赤坂離宮」東京のお出かけスポットにおすすめ!

かつては期間限定でしか公開されていませんでしたが、2016年4月から迎賓に支障のない範囲で通年公開されることになった迎賓館赤坂離宮。
外観はもちろん、ネオ・バロック様式の高貴な庭園やきらびやかな内装に思わずうっとりしちゃいそう。そんな赤坂離宮の見どころと訪問時の注意点をご紹介します。

目次

  1. 迎賓館赤坂離宮ってなんの為の建物?
  2. 1日20食限定でアフタヌーン・ティーが楽しめる「前庭」
  3. ここはヨーロッパの宮殿?豪華すぎる「本館・主庭」
  4. ガイドツアー形式で見学する日本庭園の最高峰「和風別館」
  5. 一般公開日の急な予定変更も!事前チェックを必ずしよう

迎賓館赤坂離宮ってなんの為の建物?

迎賓館赤坂離宮
迎賓館赤坂離宮

迎賓館赤坂離宮はもともと東宮御所として、宮廷建築家片山東熊の設計により建てられました。
今では外国の国家元首や政府のトップ、王族など国の賓客をお迎えした時に、晩餐会やお食事会などの接遇・おもてなしや宿泊のための施設として使われています。
公開施設は本館、庭園、和風別館の3つのパートに分かれておりそれぞれ入館方法や参観料金が異なるので、事前に見学方法を確認して訪問しましょう。

迎賓館赤坂離宮
住所
東京都港区元赤坂2-1-1
公開日
HP、もしくは電話で確認
営業時間
10:00~17:00(入場受付は16:30まで)
電話番号
03-5728-7788

1日20食限定でアフタヌーン・ティーが楽しめる「前庭」

迎賓館赤坂離宮 前庭より
迎賓館赤坂離宮 前庭より

非日常を味わえるとして人気なのが前庭で1日20セット限定で販売しているアフタヌーン・ティー。迎賓館赤坂離宮の公開日であれば毎日販売していて、2人前で4,200円です。 前庭と主庭のセット入場が事前予約なしで300円で入ることができます。また、本館も別館も内部の撮影はNGなので写真を撮るならうってつけです。

前庭
参観料金
一般/300円、大学生以下/無料

ここはヨーロッパの宮殿?豪華すぎる「本館・主庭」

迎賓館赤坂離宮 主庭
迎賓館赤坂離宮 主庭

本館の内部は豪華絢爛な洋室にきらびやかな骨董品の数々、まるでヨーロッパの宮殿や王宮に迷い込んだような造り。本館後ろには大きな噴水もあり、美しいネオ・バロック様式の外観と相まって、「ここは日本なの?」というような景色が広がります。
本館へは本館、主庭、前庭への入場が事前予約なしで1,500円で入ることができます。内部は写真撮影NGです。

本館・主庭
参観料金
一般/1,500円、大学生/1,000円、中高生/500円、小学生以下/無料

ガイドツアー形式で見学する日本庭園の最高峰「和風別館」

迎賓館赤坂離宮 和風別館・庭園
迎賓館赤坂離宮 和風別館・庭園

四季折々の樹木が織りなす日本庭園。建物の入口には紀州徳川家から譲り受けたとされる葵と菊のご紋があり、池には歴代総理の逸話のある鯉が泳いでいます。海外からの賓客のために「和のおもてなし」をする施設として使用されているだけあり、日本の歴史と和の心を存分に堪能できます。
和風別館の参観は事前申込が必須で、ガイドツアー形式で見学できます。和風別館、本館、庭園がセット見学するルートと、本館には寄らずに和風別館、庭園のみ見学するルートがあり、支払い時に選べます。ガイドツアーは1日10回で、最後の回は英語ツアーとなっています。1回ごとの定員は20名です。

和風別館
和風別館、本館、庭園の参観料金
一般/2,000円、大学生/1,500円、中高生/700円
和風別館、庭園の参観料金
一般/1,500円、大学生/1,000円、中高生/500円

一般公開日の急な予定変更も!事前チェックを必ずしよう

迎賓館赤坂離宮 主庭
迎賓館赤坂離宮 主庭

迎賓館赤坂離宮は敷地内の建物・構造物すべてが国宝のため、入館や撮影、持ち込めるものには制限があります。三脚や傘、大型の鞄などは持ち込みができませんのでご注意を。
また、外国からの賓客の接遇に支障のない範囲で公開を行っているため、急遽接遇を行う場合には予定されていた一般公開が中止になることも!
少し手間でも、出かける前に必ず公開状況を確認することをおすすめします。

この記事は2017年7月9日に公開されたものを編集したものです。

 

※情報は記事公開日時点のものになります。