寅さんの街「葛飾・柴又」で昭和レトロなお散歩を楽しもう!!
葛飾・柴又は、国民的映画『男はつらいよ』シリーズの舞台として有名です。映画を観たことがなくても、ちょっと歩けばどこか懐かしい昭和の雰囲気が感じられます。活気あふれる商店街を歩いてレトロな空気感を味わう散歩も良いものですよ。
にぎやかな参道で食べ歩き
帝釈天(たいしゃくてん)を祀ったお寺「柴又帝釈天(帝釈天 題経寺)」の参道には活気あふれるお店が並び、店員さんが気さくに声をかけてくれ、まさに古き良き時代にタイムスリップしたようです。
なかでも、鮮やかな緑色のお団子にあんこがたっぷり添えられた柴又名物「草だんご」はおすすめです。いくつかのお店があるので食べ比べて楽しめますよ。うなぎの名店もありますので、ちょっと贅沢なランチもいいですね。
毎月10日は開運縁日が開催される「寅さんの日」です。参道では開運メニューや寅さん案内人などがお出迎えしてくれますよ。ぜひ、この日に合わせて訪れてみてくださいね。
柴又のシンボル「柴又帝釈天(帝釈天 題経寺)」
柴又の定番観光スポットと言えば、不老不死や開運などのご利益がある「柴又帝釈天(帝釈天 題経寺)」です。擦った部分にご利益がもたらされるという仏像「浄行菩薩」は、入口の「二点天門」を抜けてすぐのところにあります。
また「彫刻ギャラリー」では“帝釈堂”という、お堂の壁一面に彫られた木の彫刻を鑑賞できます。仏教経典の「法華経」の内容を再現した彫刻は、一つ一つが細かく奥行きがあるので必見です。制作の過程を想像すると気が遠くなるような緻密さと美しさに圧倒されます。
- 住所
- 東京都葛飾区柴又7-10-3
- 電話番号
- 03-3657-2886
都内唯一の渡し舟体験「矢切の渡し」
「矢切の渡し」は江戸時代初期から続く交通手段です。江戸川を小舟で渡り、柴又から対岸の松戸市側へ行けます。渡し舟が体験できるのは都内でもここだけで、寅さんの映画にも登場しています。船着き場があるのは、帝釈天からほど近い江戸川河川敷の柴又公園の中です。時刻表は特になく、お客さんが乗船したらその都度出発します。所要時間はわずか5分弱と短いですが、小舟に揺られて見る川からの眺めはどこか懐かしく、柴又散歩の締めくくりにおすすめです。
- 住所
- 東京都葛飾区柴又7-18
- 電話番号
- 047-363-9357
懐かしく人情味あふれる柴又でレトロな空気感を味わう、お散歩をしてみてはいかがですか?
この記事は2018年6月18日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。