羽田から約55分!! 東京の南国「八丈島」で豊かな自然を満喫しよう

「八丈島」は伊豆諸島に位置するひょうたん型の島で、“東京から一番近い南国”とも呼ばれています。八丈島へは空からも海からも行け、羽田空港から八丈島空港までなんと片道約55分! 東京都とは思えないほど美しい自然が広がる八丈島をご紹介します。

八丈島の5つのエリア

ふれあい牧場
ふれあい牧場
撮影:BUD International

八丈島は伊豆諸島に属す「東京諸島」のひとつで、遠い洋上に見えますが東京都の管轄です。東京とはいえ亜熱帯気候なので、島中は南国感のある木々が生い茂ります。豊かな自然は大きな見どころで、海も山も美しい景色がみられます。
島内は大まかに5つのエリアにわかれており、バスで行き来できます。

八丈島の玄関口三根エリアの「八丈富士」でお鉢めぐりをしよう

八丈島 八丈富士
八丈島 八丈富士
撮影:BUD International

フェリーで八丈島に行く際に最初に訪れるのが底土港のある「三根(みつね)」です。港の隣には底土海水浴場や、底土野営場があるほか、飲食店や宿泊施設がいくつかあります。
底土港から車で約15分のところには、1時間ほどで登れる「八丈富士」があります。上部はすり鉢状になっており、縁(ヘリ)の部分を歩く「お鉢めぐり」が楽しめます。

見どころたっぷり! 八丈島で最もにぎわう大賀郷エリア

八丈島 大里の玉石垣
八丈島 大里の玉石垣
撮影:BUD International

三根の先のエリアが「大賀郷(おかご)」で、八丈島で最もにぎわうエリアです。空港があるので、こちらから八丈島を観光する方も多いです。
「八丈富士ふれあい牧場」や「八丈植物公園」といった観光施設や、「南原千畳岩海岸」などの自然スポットなど見どころたっぷりです。宇喜多秀家にまつわる史跡や、大里の玉石垣などの歴史あるスポットもあります。

「服部屋敷」で八丈島の伝統文化を満喫しよう

八丈島 服部屋敷
八丈島 服部屋敷
撮影:BUD International

大賀郷の先にある「樫立(かしたて)」では温泉やハイキングが楽しめるほか、かつて幕府御用船を管理していた服部氏の屋敷跡「服部屋敷」があります。
服部屋敷は現在では島の伝統芸能が楽しめる観光施設になっていて、八丈太鼓のパフォーマンスが見られたり、手作りのシルクが購入できますよ。

八丈島の豊かな自然が見られる中之郷エリア

八丈島 裏見の滝
八丈島 裏見の滝
撮影:BUD International

「中之郷(なかのごう)」は、樫立と同様に温泉が楽しめます。中でも足湯は海沿いにあり、ホエールウォッチングの時期に当たる11〜4月なら、足湯につかりながらザトウクジラが見られるかもしれません。
「ヘゴの森」や「裏見の滝」といった自然も見どころで、散策コースとして人気です。

八丈島の端末吉エリアで絶景スポットを楽しもう

名古の展望 汐間海岸
名古の展望 汐間海岸
撮影:BUD International

中之郷の先にあるのが、「末吉(すえよし)」です。港や市街地から最も離れており、絶景スポットが多いエリアです。唯一サーフィンができる「汐間海岸」もあります。
「みはらしの湯」や「八丈島灯台」などが人気ですが、中でも「名古の展望台」からの眺めはおすすめです。

八丈島グルメ「島寿司」は必食

八丈島 島寿司
八丈島 島寿司
撮影:BUD International

八丈島へ来たら、ぜひ八丈島の名物をいただきましょう! トビウオなどの島寿司や、くさやなどがあります。三根や大賀郷にはお店がたくさんあるので、ぜひ現地で楽しんでくださいね。八丈島ならではのウミガメ料理もいただけます。

八丈島へのアクセスは?

登龍峠の展望 八丈富士
登龍峠の展望 八丈富士
撮影:BUD International

八丈島へはフェリーもしくは飛行機を使います。飛行機であれば、羽田空港から約55分です。1日3往復あるのでとても便利です。フェリーは1日1往復の運航で、東京・竹芝桟橋を22:00に出て八丈島に翌朝08:55に到着します。八丈島の出航は09:40で竹芝桟橋には19:50の到着です。

東京から一番近い南国「八丈島」へ、他にはない自然を楽しみに行ってみてくださいね。

この記事は2017年5月30日に公開されたものを再編集したものです。

※情報は記事公開日時点のものになります。