ここが東京!? 一生に一度は行きたい世界自然遺産・小笠原諸島「父島」の魅力をご紹介

中山峠からの眺め コペペ海岸(中央) 小港海外(右)
中山峠からの眺め コペペ海岸(中央) 小港海外(右)
撮影:BUD International

東京都でありながら亜熱帯に属する小笠原諸島は、平成23年6月に世界自然遺産として登録されました。
海は原色のような青い色で、春先までホエールウォッチングが楽しめます。アクセスが片道で24時間、最低でも1週間ほどないと往復出来ず、気軽に行ける所ではありませんが一生に一度は行くべき魅力が詰まった島です。

小笠原諸島とはどんなところ?

コペペ海岸
コペペ海岸
撮影:BUD International

「小笠原諸島」は、東京から約1,000km南に位置する大小30余りの島々です。東京都に属していますが、アクセスは船のみで所要時間は約24時間と海外旅行よりも時間がかかります。気軽に行ける所ではありませんが、世界自然遺産にも登録された美しい自然は一生に一度は見るべき景色です。
30余りある島の中でも父島は、年間平均気温が約23℃ととても過ごしやすい島です。旅行のシーズンは気温が高すぎず、降水量も少なめの6・7月がおすすめです。

父島で美しいビーチを堪能しよう「大村海岸」

大村海岸
大村海岸
撮影:BUD International

港や観光協会から歩いてすぐの所にある「大村海岸」は、白い砂浜の美しいビーチで海水浴やウィンドサーフィンを楽しむ人々でにぎわいます。港のすぐそばにあるので、父島を出港する船に乗る前に、ひと泳ぎできますよ。

大村海岸

絶景の無人島 「南島の扇池」で海水浴を満喫

南島 扇池
南島 扇池
撮影:BUD International

せっかくなので、ちょっと足を延ばして「南島」に行ってみましょう。ここは父島の南西にある無人島で、石灰岩でできたゴツゴツとした地形が特徴です。島の中心には「扇池」があり、ここでの海水浴は格別です。透き通るエメラルドグリーンの海と白い砂浜、そして池を囲む岩と青い空のコントラストがまるで絵画のようです。

南島 扇池
南島 扇池
撮影:BUD International

南島への上陸は、自然環境を守るため許可を得たガイドの同行が必要です。ほかにも、入島人数の制限や入島禁止期間など規制があるので、行く際には小笠原村観光協会の公式サイトで最新情報をチェックしてください。

父島屈指の絶景スポット「ウェザーステーション」

ウェザーステーション(三日月山展望台)からの眺め
ウェザーステーション(三日月山展望台)からの眺め
撮影:BUD International

父島にある「ウェザーステーション(三日月山展望台)」は、美しい夕日が見られる絶景スポットです。島の西に位置しているため、海に沈む夕日を一望できます。ゆっくりと沈んでゆく夕日を眺めれば、都会の喧騒を忘れてリラックスできますよ。

ウェザーステーション(三日月山展望台)からの眺め
ウェザーステーション(三日月山展望台)からの眺め
撮影:BUD International

また、晴れた日には隣りの母島が見られたり、1~4月のホエールウォッチングシーズンには、運が良ければクジラが見えることも! 海面からでるクジラの潮吹きを目印にすると見つけやすいので、ぜひ探してみてくださいね。

ウェザーステーション(三日月山展望台)

小笠原の名物料理を味わおう!!

丸丈 島寿司 島野菜の天ぷら ウミガメの刺身
丸丈 島寿司 島野菜の天ぷら ウミガメの刺身
撮影:BUD International

父島ならではの絶品グルメも堪能しましょう!! 小笠原の郷土料理として有名な「島寿司」は、サワラなどの白身魚を醤油ベースのタレで漬けた握り寿司でワサビではなくカラシでいただくのが特徴です。
メディアで取り上げられた「丸丈」や「茶里亭」では、島寿司のほかにも“カメ煮”や“カメの刺身”などのウミガメ料理があるので、いただいてみてはいかがですか。

なかなか行けないからこそ、行ってみたい世界自然遺産・小笠原諸島。今年こそは行ってみませんか?

小笠原村観光協会 小林様よりコメントをいただきました!

大自然に囲まれた小笠原諸島の父島。楽しみ方は人それぞれですが、一生の思い出になることは間違いないと思います。父島から船で2時間かけて行く「母島」も、日帰りで行けるとてもいい所ですよ!
HP:小笠原村観光協会

※2020年3月25日現在のコメントです。

この記事は2018年2月15日に公開されたものを再編集したものです。

※情報は記事公開日時点のものになります。