「北総の小江戸」千葉県香取市佐原で水郷の町の風情を楽しもう!
古くから水運で栄えた千葉県香取市佐原は、江戸の文化を取り入れつつ、独自の文化を発展させてきました。その風情が残る町並みは、今も多くの人を魅了しており“北総の小江戸”として愛されています。
「小江戸さわら 舟めぐり」で佐原の町を楽しもう
水郷の町の風情を今も残す佐原を満喫するなら、「小江戸さわら 舟めぐり」の利用がおすすめです。船頭さんが漕ぐ遊覧船に乗って、佐原の歴史や解説を聞きながら、約30分の遊覧を楽しめます。乗船場所は、伊能忠敬旧宅前にある樋橋(とよはし)のすぐ下です。樋橋は江戸時代に農業用水を流すのに利用されており、あふれて川に落ちる音から別名“じゃあじゃあ橋”とも呼ばれていました。現在の橋は観光用に造られたもので、約30分おきに水が流れ出ています。
- 営業時間
- 10:00~16:00(季節により変動あり)
- 料金
- 大人/1,300円、小学生/700円
- 電話番号
- 0478-55-9380
伊能忠敬ゆかりの佐原
佐原は、全国を歩いて測量し、ほぼ正確な日本地図を作ったことで知られる伊能忠敬ゆかりの地でもあります。17歳から50歳までを過ごした「伊能忠敬旧宅」や、「伊能忠敬記念館」では、そのエネルギッシュな足取りを感じられます。
- 開館時間
- 9:00~16:30
- 休館日
- 年末年始
- 入館料
- 無料
- 電話番号
- 0478-54-1118(伊能忠敬記念館)
- 開館時間
- 9:00~16:30
- 休館日
- 月曜日(国民の祝日は開館)、年末年始
- 入館料
- 大人/500円、小・中学生/250円
- 電話番号
- 0478-54-1118
ハナショウブや花ハスが楽しめる「水郷佐原あやめパーク」
「水郷佐原あやめパーク」はハナショウブや花ハスなど、水辺の草花を楽しめます。毎年6月の上旬になると、400品種150万本のハナショウブが見頃を迎え「あやめ祭り」が開催されます。7〜8月には300品種の花ハスが見頃を迎え「はす祭り」が開催されます。4月からは園内水路を小舟に乗って楽しめる「園内舟巡り」が運航し、ハナショウブや花ハスを間近で見られます。 このほか、梅や桜はもちろん、紅葉や冬の時期でも楽しめる“四季の庭園”もある、一年を通して見どころのある公園です。
- 開園時間
- あやめ祭り期間/8:00〜18:30、はす祭り期間/7:00〜15:00、その他の期間/9:00〜16:30
- 4、9~11月の入園料金
- 大人/200円、小・中学生/100円
- 5~8月の入園料金
- 大人/600円、小・中学生/300円
- あやめ祭り期間中の入園料金
- 大人/800円、小・中学生/400円
- 12月~翌年3月の入園料金
- 大人/無料、小・中学生/無料
- 休園日
- 月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日~1月4日) ※あやめ祭り・はす祭り期間中は無休
- 電話番号
- 0478-56-0411
佐原へのアクセス
佐原の最寄駅はJR佐原駅です。東京から向かう場合は、JR成田駅で乗り換えて約30分で到着します。このほか、東京駅から出ている関鉄グリーンバスを利用すると、約85分で佐原駅まで乗り換えなしで行けるので便利です。
水郷の町の風情を今に残す佐原は、フォトジェニックな町並みを楽しめます。のんびりと観光できるので、ちょっとしたお出かけにぴったりです。
この記事は2016年12月24日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。