展望台からの絶景や遊覧船クルージングなど、長崎県の九十九島は見どころがいっぱい!

長崎県佐世保港から北の平戸市までの約25kmを結ぶ海域、九十九島(くじゅうくしま)。その名前から99個の島で構成されているかと思いきや実際は208もの島々からなるリアス式海岸の群島で、島の密度は日本一! 独特の形状が美しい多島美をその目で見てみませんか?

この記事のもくじ

  1. 展望台から九十九島の絶景を堪能しよう!
  2. 島の玄関口「九十九島パールシーリゾート」
  3. 九十九島の海の恵みを味わおう!

展望台から九十九島の絶景を堪能しよう!

複雑に入り組んだ海岸が広がる九十九島を眺める観光スポットとして、佐世保市内に8ヵ所の展望所があります。その中の代表的な展望台をご紹介します♪

一番南側に位置する展海峰展望台

九十九島の絶景眺望 展海峰
九十九島の絶景眺望 展海峰

まずおすすめなのは、一番南側に位置する「展海峰(てんかいほう)展望台」。眼下に無数の島が点在し、これぞ九十九島という風景を大パノラマで眺めることができます。展望台下の花畑に春には菜の花、秋にはコスモスが咲き誇り、彩りを添えてくれます。夕日の風景もすばらしいですよ!

佐世保港を一望できる弓張岳展望台

弓張岳からの夜景
弓張岳からの夜景 写真提供:長崎県観光連盟

続いて、標高364メートルの「弓張岳山頂」に位置する弓張岳展望台もおすすめ。島風景に加え、深く切り込んだ入江に造船所のクレーンや艦船が停泊する佐世保港を一望することができます。街灯りが水面に反射するロマンチックな景色が広がる夜も人気です。

プロの写真家にも人気の石岳展望台

石岳展望台からの眺め
石岳展望台からの眺め 写真提供:長崎県観光連盟

そして標高191mに位置する「石岳展望台」は360度の展望がきく絶景スポット。ここから見る迫力ある風景はプロの写真家にも人気だそう。トム・クルーズ主演の映画『ラストサムライ』の冒頭シーンにこの展望台からの島風景が登場しています。あなたはどの展望台を選びますか?

島の玄関口となるリゾートパーク「九十九島パールシーリゾート」

九十九島遊覧船パールクイーン
九十九島遊覧船パールクイーン 写真提供:長崎県観光連盟

佐世保駅から車で20分ほどの場所にある「九十九島パールシーリゾート」。リゾート内には水族館や佐世保の特産品を揃えたショップ、レストランなどの施設、そして遊覧船での九十九島巡りや、ヨットやカヤックなどの、マリンレジャーの体験できるアクティビティもあるので、九十九島を楽しみ尽くすならぜひとも訪れたいスポットです。

中でもぜひ体験してもらいたいのは、「九十九島遊覧船パールクイーン」で島々の間を縫うように進む優雅なクルージング。九十九島の代表的な楽しみ方として多くの観光客に人気です。穏やかな風と九十九島の絶景を満喫しましょう!

九十九島水族館 海きらら
九十九島水族館 海きらら

リゾートのメイン施設であり、自然豊かな九十九島に生息する生きものに出会える「西海国立公園 九十九島水族館 海きらら」は必ず立ち寄りたい人気スポット。一番の見どころは約120種類13,000匹もの海洋生物を展示する水深4.8m、水量650tの大水槽。回廊式になった通路を歩くと、まるで九十九島の海を海中を散歩しているような気分を味わえます。このほかにも、九十九島の海を再現した屋外プールでのイルカショーや、幻想的なクラゲ展示室「クラゲシンフォニードーム」など、見どころが沢山ありますよ。

九十九島の海の恵みを味わおう!

エメラルドグリーンの九十九島の海は、周囲の山々から流れ込む栄養のおかげで、美味しい海の幸がふんだん。とりわけ10月下旬から3月にシーズンを迎える真ガキ「九十九島かき」は、小ぶりながら殻いっぱいに身が詰まったプリプリの食感と濃厚な味で大人気です。海沿いには新鮮なカキを目の前で焼いて食べることができるカキ焼き小屋が並びますので是非入ってみましょう!また、11月と2月の週末には九十九島パールシーリゾートで400台もの炭焼き台が並ぶ「九十九島かき食うカキ祭り」が開催され、こちらもおすすめです。カキの他にも、生産量日本一を誇る「九十九島とらふぐ」や、「九十九島いりこ」などの名産品があります。ぜひ栄養たっぷりの九十九島の海で育った海の幸を味わってみてください。

展望台からの絶景を眺めるもよし、遊覧船クルーズで風を感じるもよし、佐世保の海の幸に舌鼓をうつもよし!魅力溢れる長崎県の九十九島へお出かけしてみませんか?

この記事は2018年10月30日に公開されたものを編集したものです。写真確認済み。
 

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