熊本県小国町にある裏側にまわれる滝「鍋ヶ滝」で四季折々の美しさを堪能しよう!
熊本県の北部に位置する小国(おぐに)町。その中心部から車で約10分にある鍋ヶ滝公園は、年間を通じて観光客が訪れる観光スポットのひとつです。こちらにある鍋ヶ滝は落差約10m、幅約20mと幅広い滝で、約9万年前の巨大噴火によってできたと言われています。そんな鍋ヶ滝の一番の特徴は滝の裏側からも見学できることです。いろいろ角度から見てみると、違った表情を楽しめるんですよ。
目次
別名「裏見の滝」と呼ばれる鍋ヶ滝
「鍋ヶ滝」は幅が広いので、水のカーテンのように優美な姿が見られます。周囲の鮮やかな緑とのコントラストが美しく、非常に絵になる光景が広がっていますよ。 正面から観賞した後は、滝の裏側にまわってみましょう。別名「裏見の滝」と呼ばれるだけあって、滝の流れのすき間から光が降り注ぐ様子が見られます。裏側に回ると水の音に包まれて神秘的な雰囲気に包まれますよ。
季節ごとの景色が楽しめる鍋ヶ滝
ライトアップが見られる春の鍋ヶ滝
春は期間限定でライトアップされます。日中とは異なる姿を見られますので、ぜひタイミングを合わせて訪れてみてください。
◎鍋ヶ滝ライトアップ 4月1日(水)〜4月6日(月) 17:00〜21:時00(最終日は20:30まで)
新緑が爽やかな夏の鍋ヶ滝
夏はあたり一帯の新緑や苔と滝のコントラストが鮮やかです。天然のミストと暑さを忘れさせてくれるような涼しげな景色が気分をリフレッシュさせてくれますよ。
木々が紅葉する秋の鍋ヶ滝
秋は周囲の木々が赤や黄色に色づく、紅葉の季節です。この鍋ヶ滝でも周辺が紅葉するので、美しい滝と紅葉のコラボレーションを楽しめます。
凍った滝が芸術的な冬の鍋ヶ滝
冬は滝の一部が凍り巨大なつららができます。ダイナミックな自然が生み出すアートを堪能でき、自然の力強さを感じられます。
鍋ヶ滝を訪れる際は、歩きやすい靴と動きやすい服装がおすすめです。遊歩道は整備されていますが雨の後や冬の時期は地面の状態が悪く転倒の恐れがあるので十分に注意してくださいね。
鍋ヶ滝公園へのアクセス
車の場合は阿蘇駅周辺から約50分、熊本I.C.から約1時間30分です。周辺には観光スポットが多く、景色の良いドライブルートもあるので、レンタカーでまわるのもおすすめです。 公共交通機関を利用する場合は、JR豊肥本線 阿蘇駅から九州産交バスの杖立温泉行きに乗車し、約1時間のところにある道の駅 小国ゆうステーションで下車し、そこからタクシーで約15分です。
- 住所
- 熊本県阿蘇郡小国町大字黒渕
- 電話番号
- 0967-46-2113(小国町役場 情報課 商工観光係)
- 入園料
- 大人(高校生以上)/300円、子ども(小・中学生)/150円
- 開園時間
- 9:00~17:00(入園は16:30まで)
なかなかみられない滝の裏側も見学できる「鍋ヶ滝」。神秘的なその光景は、どの季節に行っても楽しめますよ。
この記事は2018年12月23日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。