ペルー料理ってどんなもの? 魚介のマリネ「セビチェ」などおすすめ料理をご紹介!
ペルーといえば、ナスカの地上絵やマチュピチュに代表される、神秘的な古代の遺跡などが有名な国です。日本からペルーへの直行便は無く、乗り換える時間も含めて20時間以上かかるほど遠い国なので、あまり馴染みがない国でもあります。
そんな神秘の国ペルーの料理を食べたことがありますか?
目次
ペルーを代表する料理「セビチェ」
ペルーの首都で、太平洋に面した“美食の街”リマは、さまざまな国や文化の影響を受けた食文化が楽しめます。海に面しているので、シーフード料理がよく食べられます。
中でもペルーを代表する料理が「セビチェ」です。新鮮な白身魚やタコ、エビなどの切り身に玉ねぎを加え、レモンとスパイスでマリネにしたものです。セビチェのレシピから玉ねぎを抜いた「ティラディート」や、魚介スープ「パリウエラ」なども伝統的なシーフード料理です。
醤油ベースの炒めもの「ロモ・サルタード」
リマでは中国の影響を受け、炒め物や、チャーハンもよく食べられています。「ロモ・サルタード」は、大きめに切った肉と、くし切りにしたトマトと玉ねぎに、ジャガイモなどを合わせて炒めたものです。味付けが醤油なので、日本人好みなのが嬉しいメニューです。
インゲンマメと米をまとめて焼く「タクタク」
リマの料理はアフリカの影響も受けていて、牛の内臓を使用した「アンティクーチョ」や「カウカウ」などがいただけます。中でも「タクタク」はおすすめで、フライパンに煮込んだインゲンマメと米を入れ、スプーンで潰しながら焼いたものです。付け合わせに肉や魚介が付いていたり、ソースをかけたりと、食べ方のバリエーションが豊かです。
トウガラシの肉詰め「ロコト・レジェノ」
ペルー第2の都市で、別名“白い街”と呼ばれるアレキパは、山岳地帯の農作物や香辛料が豊富な街で、薪で調理するレストランも人気です。そんなアレキパの代表的な料理は、ロコトというパプリカのような大きさのトウガラシに、ひき肉やチーズなどをつめて焼き上げた「ロコト・レジェノ」です。
ペルーの人気飲料「インカ・コーラ」
ペルーではトウモロコシから作られたソフトドリンクやお酒など、日本ではなかなか見られない飲み物があります。中でもペルーを代表する飲み物が「インカ・コーラ」です。コーラと言っても黄色の炭酸飲料で、そのカラフルな色が可愛いです。
あまり馴染みのない料理から、醤油味の料理もいただけるペルーの料理。本場に食べに行ってみませんか?
この記事は2016年6月26日に公開されたものを編集したものです。
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