憧れの「ルート66」でアメリカを満喫!! 西部エリアのおすすめスポット3選
アメリカといえば“荒野を貫く一本道を大きな車やバイクで走り抜ける”というイメージが思い浮かびますが「ルート66」はそのイメージ通りの道です。ルート沿いには、自然はもとより古き良きアメリカを感じられる場所がたくさん残っています。この記事では、西部エリアのアリゾナ州とテキサス州のおすすめスポットをご紹介します。
目次
ルート66ってどこにあるの?
ルート66とはかつての国道66号線のことで、東部のシカゴと西海岸のサンタモニカを結ぶ全長3,755kmの道です。日本列島の長さが約3,000kmであることを考えると……とっても長い道ですよね。大陸を横断する大動脈として別名“メインストリート・オブ・アメリカ”とも呼ばれ発展し、さまざまな映画やテレビ作品の舞台にもなっています。
1985年に州間高速道路が整備されたことにより国道としての役目を終えましたが、現在でも旧道のほとんどがローカルな道路として使われています。旧道の一部は政府によって歴史的街道や景観的街道に指定され、観光資源になっています。ルート66は8つの州にまたがり多くの町を通過するのでさまざまなアメリカ文化にも触れられます。
8つの州 ※カリフォルニア州、アリゾナ州、ニューメキシコ州、テキサス州、オクラホマ州、カンザス州、ミズーリ州、イリノイ州
【アリゾナ州】西部エリアの拠点におすすめ「フラッグスタッフ」
西部エリアの拠点としておすすめなのがフラッグスタッフです。フラッグスタッフはグランドキャニオンとセドナの間に位置する標高約2,000mの町です。町の北にはサンセットクレーター国定公園があり、火山のクレーター跡を間近に見られる展望台や溶岩流の跡をハイキングできるコースがあります。また、ネイティブアメリカンの12世紀ごろの住居跡や村落の遺跡があるウパトキ国定公園へも近く、どちらの国定公園も車でアクセスしやすいのでおすすめです。
またフラッグスタッフは1930年に冥王星が発見されたローウェル天文台がある場所としても有名で星空がとても美しいので、ぜひ夜空を見上げてください。
【アリゾナ州】地面に刺さる巨大な2本の矢「ツインアローズ」
ルート66上の撮影スポットとして人気のツインアローズは、フラッグスタッフ市街から車で30分ほどの距離にあります。1950年代に作られたもので、その当時は脇にあったガソリンスタンドやカフェが繁盛していたそうでがその後、店は廃業してしまい現在は廃墟とツインアローズがあるだけです。ツインアローズの周りには、目立った建物などはないので通り過ぎないように注意してくださいね。
【テキサス州】キャデラックを使ったアート「キャデラックランチ」
テキサス州アマリロの郊外にあるキャデラックランチはその衝撃的な姿からも絶対におさえておきたい場所です。広い荒野に、ド派手にペイントされたキャデラック10台が突き刺さっているのです。実はこれ、アーティストグループが作った作品で、誰でも上から自由にペイントできるのです!! 自分用のスプレーでも周りに散乱している余ったスプレーでも構いません。作品に参加することでとっておきの思い出になること間違いありませんね!
ルート66はいろいろな作品の舞台にもなっている上に観光スポットも多いです。ぜひ自分好みのめぐり方で古き良きアメリカを満喫してくださいね。
この記事は2018年6月21日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。