10月からが見ごろ!! 美しすぎる紫のさくら「ジャカランダ」を見に行こう。
「さくら」と聞いて、大半の人が思い浮かべるのは美しいピンク色ですよね。でも世界には「紫のさくら」と呼ばれる花があるのをご存知ですか?
その「紫のさくら」の花の名は「ジャカランダ(Jacaranda)」といい、10月から11月下旬にかけてオーストラリアや南アフリカで見ごろを迎える美しい神秘的な花です。日本からは、その美しい神秘的な花を見に行くツアーが組まれるほど。そんな「ジャカランダ」とは、どのような花なのかご紹介します。
目次
世界三大花木の一つ「ジャカランダ」
ジャカランダとは南米に多く分布している樹木で、品種は約50種類。高さは15メートルぐらいで、中には30メートルに達する大きいものもあります。春から初夏にかけて紫色の花を咲かせ、木を覆うほどたくさんの花が咲くので、世界三大花木の一つとされているとても美しい樹木です。
その美しさから街路樹などにも使われることも多く、一面が紫色で覆われた景色は絶景そのものです。
とにかく美しすぎるジャカランダを見に行こう
これからの時期、ジャカランダの美しさを楽しめるのはオーストラリアや南アフリカです。
【オーストラリア】 10月〜
オーストラリアの人々は春の訪れを告げるジャカランダが大好きで、日本人の「お花見」に似た感覚でピクニックやデートなどでジャカランダを見に行くそうです。
【南アフリカ】 10月〜
南アフリカの首都プレトリアでは、約7万本のジャカランダが一斉に花を咲かせ世界中の観光客を魅了しています。
木を紫に染めた景色も素敵ですが、散った花びらでできる紫の絨毯もまた素敵ですよ。
日本でも見られるの?
なんと国内でもジャカランタが楽しめる場所があります。既に見ごろは終わってしまいましたが、長崎県雲仙市では温泉街に日本一のジャカランタの大木があります。また、静岡県熱海市の親水公園沿いには「ジャカランダ遊歩道」が作られ、新名所として親しまれています。
ジャカランダの花言葉は?
ジャカランダの花はラッパのような形になっています。その形がファンファーレを吹くトランペットを連想させることから「栄光」「名誉」という花言葉がつけられたと言われています。その神秘的な紫色は高貴な色とされ、王室をイメージするとも言われています。
いかがでしたか? 今年の秋は、紫のさくら「ジャカランダ」見に行ってみませんか?
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