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“埋もれた庭園” オーストラリアの「アンファーストン・シンクホール」が神秘的すぎる。

オーストラリア南部、メルボルンの西側400kmほどのマウンドガンビアという場所にある「アンファーストン・シンクホール(Umpherston Sinkhole)」。
地下にぽっかりと空いた穴の中に突如として現れる、花と緑がいっぱいのとても綺麗な庭園です。“埋もれた庭園”といわれる、その不思議で神秘的な空間をご紹介します。

アンファーストン・シンクホール(Umpherston Sinkhole)
アンファーストン・シンクホール(Umpherston Sinkhole)
photo by Alpha

目次

  1. シンクホールって何?
  2. アンファーストン・シンクホールの地下庭園で散策を!!
  3. かわいいポッサムに餌をあげよう!!

シンクホールって何?

シンクホールとは地盤沈下によって地面に大きな穴があく現象で世界各地、日本でも起こっています。長い年月をかけ酸性雨などで地盤が侵食されて地下に空間ができるのが原因で、それがどんどん大きくなって地表部分を支えることができなくなり、ある日突然に陥没してしまうのです。自然現象として起こり得るとても興味深くダイナミックな現象なのですが、街なかで起こると甚大な被害を及ぼしてしまうケースもあるので怖い一面もあります。

アンファーストン・シンクホールの地下庭園で散策を!!

アンファーストン・シンクホール(Umpherston Sinkhole)
アンファーストン・シンクホール(Umpherston Sinkhole)

庭園の名前になっている“アンファーストン”とは1886年に、ただの巨大な穴だった場所に一人の男性が庭園を作ったことから、この男性の名字をとって名付けられました。穴の中には緑のツル状の植物が生い茂り、自然の力に人の手が加わってより美しい空間になっています。

さらに、夜になるとシンクホールの中がライトアップされ日中とは違った雰囲気を味わうことができるのもおすすめポイントですよ。

アンファーストン・シンクホール(Umpherston Sinkhole)
アンファーストン・シンクホール(Umpherston Sinkhole)

またサマーシーズンになるとピンクや紫のアジサイが一面に咲き、雨に濡れて色が濃くなった紫陽花と生い茂った緑のコントラストが神秘的です。
開園時間の直後は、人が少ないので静かに散策を楽しむ事ができますよ。

かわいいポッサムに餌をあげよう

ポッサム(イメージ)
ポッサム(イメージ)

アンファーストン・シンクホールではポッサムに餌をあげることができます。ポッサムはカンガルーと同じく夜行性の有袋類で、愛らしいその姿が見られるのは日が暮れてから。日中は巣の中に隠れているため、目にできませんがそのかわいらしさにはきっと誰もが癒されますよ。

Umpherston Sinkhole
住所
Jubilee Hwy East Mt Gambier, South Australia
開園時間
06:00〜25:00
休園日
入園料
無料
電話番号
08 8724 9750

いかがでしたか? アンファーストン・シンクホールの近くには、ブルーレイク(The Blue Lake)とよばれる、季節によって色が変わるといわれている湖もあります。ぜひ、あわせて行ってみてくださいね。

この記事は2017年11月25日に公開されたものを編集したものです。

※情報は記事公開日時点のものになります。