• 南まい
  • トリドリではアフィリエイト広告を利用しています

もはや空飛ぶ高級ホテル!飛行機のビジネスクラスが快適すぎて止められないっ♪

ビジネスクラスの座席
撮影:南まい

ヨーロッパ旅行へは行きたいけれど、フライト時間が長いし、眠れなくて疲れるからちょっとね…と、移動の煩わしさを懸念してしまう人も多いのではないでしょうか。そんな飛行機移動のマイナスイメージを覆してしまうのが“ビジネスクラス”です。航空会社によって様々なサービスを展開しているビジネスクラスですが、一体どれくらい快適に過ごせるのでしょうか?価格以上の価値はある?今回はルフトハンザドイツ航空を使用した場合の、ビジネスクラス搭乗のメリットについてご紹介していきます!

搭乗前から快適!ビジネスクラスのチェックイン事情

ビジネスクラスのチェックインカウンター
撮影:南まい

まず空港に到着したら、いつもウンザリしてしまうのがチェックインカウンターの長い列。ビジネスクラスでは専用カウンターが設けられているので、ほとんど待たずに優先チェックインが可能です。荷物もエコノミークラスの場合は23㎏以下が1個までとなっていますが、ビジネスクラスの場合は32㎏を2個までなら無料で預けることができます。

ビジネスクラスのラウンジ
撮影:南まい

早々とチェックインを済ませたら、ビジネスクラスラウンジへ。ラウンジでは、お食事の他アルコール類がすべてフリーなので、搭乗までの時間をのんびり過ごすことができます。Wi-Fiや電源もあるので、ここで仕事をしているビジネスマンをよく見かけます。お料理のビュッフェは種類豊富で目移りしてしまいますが、機内でフルコースのサービスがありますので控え目に!

きめ細やかなサービスで座席広々!ビジネスクラスはこんな感じ

快適すぎるビジネスクラスのシート
撮影:南まい

優先搭乗でエコノミークラスの乗客より先に搭乗したら、さっそくビジネスクラスのサービスのスタートです!ルフトハンザドイツ航空では、ビジネスクラスの乗客それぞれに担当の客室乗務員がついています。離陸前にはご挨拶に始まり、上着の預かりやお食事メニューのお伺い、ウェルカムドリンクのサービスなどがあります。出発前から広々とした座席でシャンパンをいただいていると、とっても贅沢な気分になれますよ♪

ビジネスクラスのシート
撮影:南まい

私が利用した便の機材はボーイング747-8で、ビジネスクラス座席のシートピッチは162.6センチ、シート幅は50.8センチです。フルフラットにすると全長が1.98メートルのベッドになりますので、背の高い男性でも足を伸ばして快適に眠ることができます。ただこのシートには一つ難点があり、手前の乗客がフルフラットで眠っているときには、奥の方はかなりトイレに行きにくいかもしれません。長距離線であれば、通路側のお座席がおすすめです。

アメニティグッズ
撮影:南まい

ビジネスシートにはあらかじめボトルウォーターとスリッパ、アメニティが置かれています。アメニティはスーツケースメーカー「サムソナイト」との限定コラボポーチで、しっかりした作りになっているので普段使いもできそうです。中には歯ブラシセット、リップ、保湿クリーム、耳栓、靴下、アイマスクなどが入っています。

お皿で出てくるフルコース!感動の機内食

食器に盛り付けられた機内食(前菜)
撮影:南まい

離陸後1時間くらいで、フルコースの機内食が運ばれてきます。初めにテーブルクロスが引かれて、陶器でできた高級食器に盛り付けたお食事を一皿ずつ用意されます。私の頼んだ洋食メニューは、オードブルに仔牛肉のミートボール、ヘルシーチーズ、鶏レバーのテリーヌ、バイエルン風クリームチーズのオバズダ、ピクルス。そして季節のサラダ。南ドイツで有名なクリームチーズ「Obazda(オバズダ)」がすごく濃厚で、パンにつけると絶品でした!

食器に盛り付けられた機内食(メイン)
撮影:南まい

主菜は、牛肉ルーラード、ポロ葱、人参の煮込み、ブレッドダンプリング。チーズは、5種の盛り合わせ。デザートは、ティラミスとフルーツ盛りで、好きなものを好きなだけいただけます。お肉は柔らかくて食べやすく、赤ワインにぴったり!ちなみにオーダーしたワインは、2012年フランス・メドック地方の赤ワイン。数種類のワインからお好みのものを選べるのがビジネスクラスのいいところです。最後にBOXに入ったチョコレートとコーヒー、紅茶、食後酒などがサービスされます。

お味噌汁付きの和朝食
撮影:南まい

到着前の和朝食は、鮭の西京焼き、鶏のから揚げ、椎茸、人参、ご飯、厚焼き玉子、明太子、鶏松風焼、蒟蒻旨煮、野沢菜漬け、菜の花のおひたし、お味噌汁、季節のフルーツ、緑茶。朝食から立派なボリューム!ご飯に合うおかずが少しずつ盛られていて、最後まで美味しくゆかりご飯が頂けます。

ピクルスからお菓子までたくさんの中間食(セルフサービス)
撮影:南まい

夕食と朝食の間に小腹が空いたら、中間食としてトイレ横のギャレーにケーキやスナックだけでなく、野菜のピクルス、サンドイッチ、ベリーの盛合せなどがセルフで置いてあります。もちろん搭乗中は種類豊富なアルコールやカクテルが飲み放題なので、ピクルスつまみにずっと飲んだくれているのもよし!(笑)
早々にフルフラットベッドで就寝するのも、15インチ画面モニターで寝そべりながら映画鑑賞するのもおすすめですが、あまりに快適なので10時間以上のフライトがあっという間に終わってしまいます。今までエコノミークラスで苦痛だった時間が、ビジネスクラスでは空飛ぶ高級ホテルのように幸せな時間に変わってしまいました♪

価格以上の価値があるかどうかは人それぞれですが、“飛行機に乗るのが楽しみになる!”これがビジネスクラス最大のメリットと言えます。一度乗ったら快適すぎて、もうエコノミークラスには戻れなくなってしまうかもしれませんね!

※情報は記事公開日時点のものになります。

510日間100ヶ所以上の世界遺産を周って世界一周しました! 女ひとり旅本「独女世界放浪記」(ポプラ社)を出版後、 NHK BS1「エルムンド」海外レポーターとして約70日間の世界二周目も達成! 現在は添乗員として月の半分以上を海外で過ごしています。訪問国数80カ国以上。