チップっていくら払うの? 海外旅行の前におさえておきたいチップの基礎知識

気になるチップの相場や渡し方。日本ではなじみがないので、え? こんなに払うの? と戸惑ってしまいますよね。この記事ではチップの基礎知識や国別の相場、スマートな支払い方についてご紹介します。

チップは何のために払うの?

レストラン(イメージ)
レストラン(イメージ)

日本ではサービスに対しての“心づけ”と解釈される場合が多いですが、チップが必要な国では労働報酬の一部として給与に含まれている場合があります。サービスを受けた際は、チップを支払うというのが社会的な義務だとまで言われています。

チップが必要な国は?

地球儀(イメージ)
地球儀(イメージ)

チップが必要な国はアメリカ(グアム、ハワイ含む)、ヨーロッパ(一部の国)、メキシコなど。チップが必要のない国は、オーストラリア、中国などです。ただし、特別なサービスを受けた際はチップを支払いましょう。

チップの相場は?

1ドル札(イメージ)
1ドル札(イメージ)

気になるのがチップの相場ですよね。下記が目安となる相場です。

<アメリカ>
・ルームサービス:1~2ドル
・ベッドメイキング:1~2ドル
・レストラン:15~25% ※料金に合算して支払い
・タクシー:10〜15%

<ヨーロッパ(一部の国)>
・ルームサービス:1~2ユーロ
・ベッドメイキング:1~2ユーロ
・レストラン:5~15% ※請求書にService Chargeが含まれていない場合
・タクシー:5〜10%

国や地域によって相場が異なります。事前に確認して両替などをしておくと便利です。

スマートにチップを支払うには? タイミングは?

タクシー 支払い(イメージ)
タクシー 支払い(イメージ)

まずは、すぐ出せるようにチップ用に細かい紙幣を用意しておきましょう。小銭は失礼にあたるので注意してください。チップの渡し方は相手の目を見て「Thank you」と一言添えて渡すのが◎
ホテルでベッドメイキングや部屋を掃除してもらう時などは、一言書きのメモを添えるとよりスマートですよ。

この記事は2016年12月6日に公開されたものを再編集したものです。

※情報は記事公開日時点のものになります。