江戸時代の風情を感じる大人女子旅を。福島県会津の宿場町「大内宿」が素敵
福島県南会津下郷町にある「大内宿(おおうちじゅく)」は、茅葺屋根(かやぶきやね)の民家が道沿いに並び、江戸時代の生活が垣間見られる風情がある場所です。四季折々の景色が美しく、世界各国から年間約100万人もの観光客が訪れる、東北を代表観光スポットです。
目次
江戸時代にタイムスリップ!? 風情がある町並みを楽しむ
大内宿は江戸時代に会津若松から日光今市を結ぶ下野(しもつけ)街道に作られた宿場町です。江戸に向かう大名や旅人の宿場として重要な役割を担っており600人もの大名行列が滞在したという記録も残っています。
現在は30軒をこえる茅葺屋根(かやぶきやね)の民家が街道の両脇に並んでおり、貴重な景観が見られます。歴史を感じる風情がある町並みが美しく、春は新緑、秋は紅葉など季節ごとに異なった趣が楽しめます。特に雪景色は人気で、毎年2月の「雪まつり」には多くの観光客でにぎわいます。
<おすすめ撮影スポット>
大内宿の小高い丘の上にある展望台「大内宿見晴台」からの撮影がおすすめです。大内宿全体を見渡せ江戸時代にタイムスリップしたような光景です。
江戸時代の暮らしぶりを復元した「大内宿町並み展示館」
大内宿のほぼ中央に位置する「大内宿町並み展示館」。江戸時代に本陣があった場所に建てられました。殿様専用の玄関や囲炉裏(いろり)、風呂などが復元されていて、当時の生活を垣間見られます。館内には、茅葺屋根(かやぶきやね)に関する資料やかつて使用されていた民具といった貴重な品々が展示されています。大内宿を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
おみやげ選びやご当地グルメを楽しもう!
大内宿は全長約450mに渡り、土産店や食事処などが並んでいます。会津木綿や会津塗など福島県の伝統工芸はもちろん、焼きものや民芸品といった素朴なお土産がいっぱいです。
大内宿の名物と言ったら「高遠そば」です。大根おろし汁と鰹節(かつおぶし)の入った蕎麦つゆでいただきます。その名の通り、高遠が発祥のお蕎麦で「ねぎそば」とも呼ばれています。このお蕎麦、ナント!! 箸の代わりにネギ1本を使って食べるんです。薬味としてネギをかじりながら食べるなんて面白いですよね。
江戸時代の貴重な町並みを残す大内宿。趣ある景観が楽しめるだけでなく名物グルメも堪能できるので、ぜひ次の旅行の候補に加えてみてくださいね。
大内宿観光協会会長 佐藤様よりコメントをいただきました!
水の音しか聞こえないすばらしい町並み大内宿! ぜひ、お越しください。
HP:大内宿観光協会
この記事は2017年10月21日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。