岐阜県高山市の「古い町並」で食べ歩き!! 飛騨の美味しいグルメを堪能しよう!
岐阜県高山市は、温泉や飛騨山脈などの豊かな自然、そして寺社や城下町の風情を残す町並みなど見どころがたっぷりで、今では外国人観光客にも人気の日本を代表する観光地の一つです。その代表的な観光スポットが、JR高山駅から歩いて約10分のところにある「古い町並」。江戸時代の面影を残すエリアで、食べ歩きや散策が楽しめます。
目次
高山の歴史がある「古い町並」
高山市の「古い町並」は城下町の趣を残す、歴史的な建物が残っているのが魅力です。城下町の中心地、商人町、下町を合わせて「古い町並」と呼ばれ、「三町伝統的建造物群保存地区」として保護されています。老舗ののれんや酒屋の杉玉が並ぶ様がフォトジェニックです。散策をしつつ、ぜひ楽しんでいただきたいのが食べ歩きです。
一番人気の「飛騨牛寿司」
最初にご紹介するのが、飛騨牛寿司です。古い町並では飛騨牛を使用したグルメが多くありますが、飛騨牛寿司は特に人気です。「飛騨 こって牛」では食べ歩きしやすいよう、あおさ入りの手焼きせんべいをお皿の代わりにしています。中でも、食べ比べできる三種盛りはおすすめです。
飛騨牛を使用したコロッケやミンチカツもおすすめ
コロッケやミンチカツも人気で、いくつかのお店で売られています。小腹が空いたタイミングで気軽に買えるのがいいですよね。
“日本一美味しいミンチカツの店”を看板にかかげる「助春(すけはる)」のミンチカツや、「じゅげむ」の飛騨牛コロッケなどが人気です。
酒蔵めぐりで日本酒を楽しもう
高山市は豊かな自然環境に恵まれているため水や米の質が高く、江戸時代から酒造りが盛んな土地です。古い町並にはいくつかの造り酒屋があり、酒蔵めぐりを楽しめますよ。飛騨乃酒 山車(さんしゃ)の蔵元 原田酒造場では、日本酒はもちろん日本酒を使ったスイーツも味わえます。200円でお猪口を買えばいろいろな日本酒が試飲でき、お酒が好きな方におすすめです。
毎年冬に開催の「飛騨高山・7蔵のん兵衛まつり」
高山市では、毎年冬に酒蔵めぐりのイベント「飛騨高山・7蔵のん兵衛まつり」が開催されています。事前に一冊3,000円の「飛騨高山御酒飲帳」を購入したら、対象となっている7蔵の酒蔵で、2杯まで試飲を楽しめます。
参加している酒蔵は、平瀬酒造店(上一之町)、川尻酒造場(上二之町)、平田酒造場(上二之町)、二木酒造(上二之町)、舩坂酒造店(上三之町)、原田酒造場(上三之町)、老田酒造店(上三之町)です。
ローカル感を味わえるにぎやかな「宮川朝市」へ
早い時間から観光するなら、ぜひ「宮川朝市」に行ってみましょう。宮川沿いでほぼ毎日開催されている朝市で、地元の人々や観光客でにぎわっています。
宮川朝市では何が売ってる?
宮川朝市は地元の人々も多く訪れるため、地元産の野菜や果物が売られているほか、高山市の名産赤かぶの漬物が売られています。日持ちするのでお土産におすすめですよ。また、飛騨のみたらし団子やプリンなどの食べ歩きも楽しめます。
高山市へのアクセスは?
最寄駅はJR高山駅です。名古屋からだと「特急ひだ号」を利用して約2時間20分です。また富山駅からは「特急ひだ号」を利用すると約1時間30分なので北陸方面からのアクセスも良好です。このほか、バスタ新宿から直通の高速バスを利用するのが便利です。このバスは新宿と高山市を約5時間30分で結んでいるので、朝早くに出ればお昼頃に到着します。
フォトジェニックな古い町並と、絶品の飛騨牛を食べ歩きで気軽に楽しめる高山市。酒蔵めぐりや、朝市の散策など、美味しい楽しみがたくさんです。
高山市観光課 新井様よりコメントをいただきました!
古い町並には“さるぼぼ”などの民芸品づくり体験ができる「飛騨高山まちの体験交流館」や、少し足を延ばすと十数の寺社が立ち並ぶ「東山遊歩道」もございます。“町並み散策”とあわせてお楽しみいただけると幸いです。
HP:高山市公式観光サイト
この記事は2018年12月10日に公開されたものを再編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。