愛してると言って欲しい!駅でも公園でも親の前でもキスしちゃうチリ人の恋愛感覚ってアリですか?
南米の国チリで街をぶらぶら歩いていると気になるのが、カップルがみんな公衆の面前で堂々とキスしまくっているということ。そのキス遭遇率といえば他の国々よりはるかに高く、周りにはたくさん人がいるにも関わらず何度もチューチューと濃厚なキスを繰り返しています。
チリ人のキスに年齢は関係なく、若いカップルだけでなく熟年の夫婦だって外でキスをしています。また、キスしているカップルに「キスの写真撮っていい?」と聞いてみると、ほとんどの人が「ああ、もちろん!」と恥じらいもなく喜んでカメラの前で大胆なキスを見せてくれるのです。
彼らにすると他の人なんて関係なく、キスはしたいときにするというのがポリシーで、それが家の中でも外でも、駅でも道端でも公園であっても気にはしない様子。驚くのは自分の実家に彼氏を呼んで、親の前でもキス!両親も「付き合ってるんだから当たり前よね」と平然としているのです。
なんとも寛容なチリですが、若い女の子に聞いてみると「キスは友達ともする。彼氏っぽい友達以上の友達ね。チリでは体の関係はないけど、キスしたり仲良くしたりする特別な男性がいることが多いわ」とのこと。日本ではお付き合い以上の関係でのキスが一般的ですが、チリでは友達以上の関係でもキスの対象になるのだそう。街中でよく見かけるキスは、まだ付き合う前の男女である可能性もあるようです。
チリの女の子たちと恋愛の話をしてみると、付き合った男女は日に何十回のキスと「愛してる」の言葉が必要とのこと。日本の男性が外出先ではほとんどキスをせず、愛してるともあまり言わない事を話すと、「ありえない!」と猛烈な非難の声が。「ラテンの国では、いつも情熱的に言葉で愛情表現してくれなきゃダメ!愛をささやきながら抱きついて深いキスをして、肌で愛を感じるのが重要。チリだったら日本の男性は永久に独身ね」と、日本の男性を一刀両断。愛してるなんて言わなくても分かるだろ、という日本男児的な感覚では、一生チリ人女性と付き合うことは難しそうですが、日本の女性もこの意見に賛成の人は意外と多いのではないでしょうか。言葉での愛情表現を強く望み、いつでもどこでもキスをするチリ人の恋愛感覚を、あなたはどう思いますか?
※情報は記事公開日時点のものになります。