ロシア「タタールスタン共和国」って知ってる? おすすめの観光スポット3カ所をご紹介!!
「タタールスタン共和国」をご存じですか? 日本人にはあまり、なじみがありませんがロシアを構成する連邦の一つで、世界遺産も多くある美しい共和国です。そんなタタールスタン共和国を詳しくご紹介いたします。
目次
タタールスタン共和国とは?
タタールスタン共和国は、ロシア西部に位置する総人口約380万人の共和国です。
ロシアは連邦制でいくつかの独立した国から成っており、タタールスタン共和国はその一つです。共和国内にはタタール人が約50%とロシア人が約40%その他が約10%の割合で住んでいます。この共和国は、四季がはっきりしており最も気温が高い時期は7月で、最も寒いのは1月です。主な民族はタタール人とロシア人で公用語はタタール語とロシア語です。
タタールスタン共和国は、歴史的建造物も多くイスラム教徒が半数以上を占めることから、美しいモスクがたくさんあります。共和国内には世界遺産認定されているスポットもあります。
タタールスタン共和国のおすすめ観光スポット3カ所
首都カザンの世界遺産「カザン・クレムリン」
最初にご紹介するのは首都カザンで最も有名な世界遺産「カザン・クレムリン」です。11世紀に建てられた城塞カザン・クレムリンは、1552年のイヴァン雷帝の征服によって一度は崩壊しましたが、再建され現在の形になりました。内部にはロシア正教会とイスラム教のモスクが入っているという珍しい建造物で、タタールスタン共和国の大統領官邸もここにあります。
- 住所
- 420111, Казань, Кремль, а/я 522
国を代表するスポット「ヴォルガ川」」
「ヴォルガ川」は、タタールスタン共和国を代表するスポットのひとつです。川沿いを歩けばカザンの美しい街並みを見渡すことができ、冬には一面が氷が張って幻想的な雪景色が楽しめます。夏はクルージングツアーなども実施されているので、ヴォルガ川からカザンの街並みを眺めるのもおすすめです。
世界遺産「スヴィヤシュスク島」
最後にご紹介する観光スポットはカザンから数10キロの距離にある「スヴィヤシュスク島」です。イヴァン雷帝がカザン侵攻した際に、その軍隊の拠点として数週間で作り上げたのがこのスヴィヤシュスク島の街と言われています。この島には16世紀頃からの歴史的建造物が数多く残っており、タタールスタン共和国の歴史を知るうえでも重要な場所です。
タタールスタン共和国への行き方
日本から、タタールスタン共和国へはモスクワを経由します。モスクワからタタールスタン共和国の首都カザンへのフライト時間は約1時間30分です。モスクワ旅行のプラスα(アルファ)の行き先としてもおすすめです。
モスクワ旅行に、タタールスタン共和国の観光を組み合わせて個性豊かなロシアを満喫してみませんか?
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