ネパールではお寺に泊まっちゃう?ルンビニの韓国寺でお寺滞在と精進料理を体験してみよう!
ブッタの生誕の地として四大聖地のひとつにもなっているルンビニの街。世界各国のお寺が一つの地区に何軒も連なっていて、同じ仏教でも様々なお寺の形式が存在し、国の違いを感じながらお寺を巡るのが興味深い場所です。
また、ここではお寺に滞在することも楽しみのひとつ。ルンビニの『韓国寺』は巡礼宿にもなっていて、一般の旅行者でも国籍を問わず一泊三食付き500NPR(約500円)程度で宿泊させてくれるのです。
予約などはできないので、直接韓国寺を訪れたら「泊めてください。」とお願いしてみましょう。
帳簿に名前と宿泊したい日数などを記入すると、スタッフが宿泊施設のお部屋に案内してくれます。男女別のドミトリーになっていて他の宿泊者と同じ部屋ではありますが、ヘタな安宿より断然きれいで、床は裸足でも歩けるほどピカピカに掃除してあります。「朝食は6時、昼食は11時半、夕食は18時、寺内で酒、タバコ、ドラッグ、騒いだりすることは禁止。」スタッフからそれだけ説明を受けたら、特に修行や儀式への参加を強制されるでもなく、ここでの時間の使い方は自由です。
食事は1階に立派な食堂があって、ビッフェスタイルで自由に好きなだけ取れるようになっています。韓国料理やネパール料理が5品くらいと、キムチ、お味噌汁、果物、緑茶なども用意されていて、お寺とは思えないほどの豪華料理。精進料理なので肉は出ないものの、種類も多くて野菜たっぷりのヘルシーメニューです。
お寺に泊まるなんてなかなか出来ない素晴らしい体験。日常から逃れてしばらく瞑想にふけりたい方は、ぜひ韓国寺に滞在してみてください。心が洗われる気持ちになりますよ。
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