ミャンマーの奇跡!! 落ちそうで落ちない「ゴールデンロック」とはどんな岩?
ミャンマーは今でも懐かしさを感じる農村の風景や人々の暮らしがあり人の手が加えられ過ぎない景色に出会えると、今注目されつつある国です。そのミャンマーを訪れたら、必ず見ておきたい「ゴールデンロック(THE GOLDEN ROCK)」をご紹介します。不思議で神秘的な光景に、きっと圧倒されるはずです。
ゴールデンロックとは?
「ゴールデンロック(THE GOLDEN ROCK)」は、ミャンマーの旧首都ヤンゴンから約200kmのところにある“チャイティーヨー(Kyite Htee Yoe)”にあります。
それは、その名の通り“黄金に輝く岩”のことです。ただし、黄金だけではありません。実は、ゴールデンロックがあるのは断崖の上で傾いており、落ちそうで落ちないその様子は、息を飲むほど神秘的です。ミャンマーの仏教徒なら人生で一度は訪れたい場所と言われており、ありがたい巡礼地でもあります。
ゴールデンロックはなぜ落ちないの? なぜ黄金?
ゴールデンロックは、断崖の上で傾いているのになぜ落ちないのか? 気になりますよね。
言い伝えによると、ゴールデンロックの上にある高さ約7mの仏塔に「仏陀の髪の毛が納められており、その力で落ちない」と言われているそうで、大地震の後も落ちずに“浮いていた”という逸話まで残っています。
上座部仏教(じょうざぶぶっきょう)では、仏像に金箔を貼りつける行いは“徳を積むことに値する”とされており、ゴールデンロックに訪れた人々がお布施として金箔を貼っているため(男性のみ)黄金に輝いているのです。
ゴールデンロックを見るおすすめの時間帯とは?
ゴールデンロックに集まる人々は、日中だけに限りません。なぜなら深夜や夜明けで、また違ったゴールデンロックの素晴らしい景色が見られるからです。暗闇の中、こうこうと光を放つゴールデンロックは、夜空とのコントラストが際立ちより一層、神秘的です。また、ご来光の時間もおすすめです。輝かしく美しい景色に、時間がたつのを忘れるほど見入ってしまうかもしれません。
いかがでしたか? ゴールデンロックの光景は朝焼けやライトアップなど、どれもとても神秘的です。ミャンマーに行ったら絶対に訪れてみてくださいね。
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