【アジアの食事マナー】知っているのと知らないのでは大違い!? 韓国・台湾・ベトナム・中国はどんなマナー?
アジアの国々では、それぞれ食事マナーが異なります。日本では常識でも、海外ではマナー違反になることもあります。アジア旅行をするなら知っておきたい、食事マナーをご紹介します。
【韓国】ご飯茶碗やスープのお椀を手に持つのはマナー違反
韓国では、“ご飯茶碗やスープのお椀を手に持つ”のはマナー違反です。お茶碗やお椀は、テーブルに置いたまま食事をしましょう。
また、韓国料理はシェアする前菜が何品も出てきますが、直箸はいけません。お酒の席では、すすめられたお酒を断ることもマナー違反とされています。さらに、お酒を注いだり食べ物をシェアしたりするときは、まず目上の人からです。自分の年齢や立場が一番下の場合には、最後に自分のお酒や食事を取り分けましょう。
【台湾】スープまで飲み干すのがマナー
台湾では、麺類やスープが多く“スープまで飲み干す”のがマナーです。さらにスープを飲むときはお椀を口に持っていくのではなく、スプーンやレンゲを使いましょう。また日本食のように、音を立てて食べるのはマナー違反です。台湾で麺類を食べる時は注意してください。
【ベトナム】ご飯をかきこむように食べるのがマナー
ベトナムでは、“ご飯はかきこむ”のがマナーです。日本のお米と違いパサパサとしているので、お箸でつまむことが難しいからです。そのため、お茶碗に口につけてお米をかきこむように食べてください。しかし、口につけていいのはお茶碗だけ。お茶碗以外の食器類には口をつけず、スプーンやレンゲを使いましょう。
【中国】少しだけ食べ残すのがマナー
中国では、“食べ残す”のがマナーとされており、食べ残す目安の量はチャーハンなら「レンゲですくいきれない程度」といわれています。また、中国では食器に口をつけるのもマナー違反です。豪華な中華料理は、見た目を崩さないように取り分けるのも礼儀だといわれています。
同じアジアでも、いろいろ違いがあるのは驚きですね。日本には「郷に入っては郷に従え」という、ことわざがあります。その土地の習慣や習わしに従い敬意を払って旅行を楽しんでくださね。
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