異国情緒あふれた歴史ある街「上海」のおしゃれな観光スポット4選!!
上海は東西100キロ、南北に120キロ面積は東京23区の10倍以上あり、約2400万人が住む中国最大の国際都市です。上海と言うと、高層ビルが林立する最先端の都市というイメージがありませんか? 実は古い歴史を持つおしゃれな観光スポットがたくさんあります。この記事では、異国情緒あふれた歴史ある街「上海」のおしゃれスポットをご案内します。
目次
西洋風の街並み「外灘(バンド)」
「外灘(バンド)」は、中山東一路から中山東二路までの黄浦江岸という川に沿ったエリアです。かつてこの一帯は租界地区といって外国人が住む治外法権の地域でした。「外国人の海岸」という意味の“外灘”と呼ばれたのが名前の由来です。
ここは、西洋風の建物が建ち並び、租界時代の名残が漂うこの地区は中国にいるのを忘れてしまうような雰囲気です。夜は対岸のネオンが美しく、夜景スポットとしても有名です。また、高級ブランドショップやハイセンスなレストラン、超高級ホテルなどが入っているビルもあり、ショッピングやグルメも楽しめるエリアです。
16世紀に造られた中国庭園「豫園(ヨエン)」
「豫園(ヨエン)」は、明の時代に造られた中国庭園で、明の官僚だった潘允端が故郷を懐かしむ父のために造った私庭です。完成までに18年の歳月がかかっただけあり、2万平方メートルの園内は入り組みまるで迷路のようです。園内にある大小の池にはたくさんの鯉が泳ぎ、伝統様式の楼閣が園内の至る所で見られます。
豫園を観光したら隣接してある「豫園商城」へも行ってみてください。かつては、豫園商城のエリアも豫園の庭園の一部と言われており現在はレストランやお店が軒を連ね世界各国の観光客でにぎわっています。
旧フランス租界を忠実に再現した「新天地(シンテンチ)」
「新天地(シンテンチ)」は、かつてフランス人の居留地だった旧フランス租界の建物を修復して当時の街並みを再現したエリアです。特に石庫門住宅と呼ばれる、1920年から30年代にかけて建てられた集合住宅群が目を引きます。外国人が去った後は庶民の住宅として使われていましたが、修復を施し現在の姿になりました。センスの良いカフェやレストラン、ショップが建ち並び、上海のおしゃれエリアとしてのポジションを確立しています。
今もリニューアルやマイナーチェンジを繰り返し、常に変化しているスポットなので、何度行っても新しい発見があるかもしれません。ハイセンスな上海を感じたいなら、ぜひ行ってみてくださいね。
下町の雰囲気とアートが融合!!「田子坊(デンシボウ)」
「田子坊(デンシボウ)」は、旧フランス租界の下町エリアで、昔ながらの上海の街並みが残っています。とある芸術家がアトリエを田子坊に開いたのが、このエリアの始まりと言われています。昔ながらの迷路のような路地が広がっているので、探検気分で散策するのがおすすめです。路地裏の雰囲気も相まって、SNS映えするスポットもたくさんあります。
日本から飛行機で3時間ほどの気軽に行ける旅行先として人気の「上海」。古い歴史を持つおしゃれな観光スポットに、ぜひ行ってみてくださいね。
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