バンコク 最強のパワースポット「エラワン廟」お参りのHOW TOもしっかり教えちゃいます!!
サワディーカー!! バンコク在住のyuchicoです!!
バンコク屈指のパワースポット「エラワン廟」をご存じですか? どんな願いでも叶えてくれると評判の人気スポットなんですよ。
今回は、エラワン廟に行ってみたけどよく分からなかった…見よう見真似でお参りしたけどあってたの?…とならないように「エラワン廟」のお参りのHOW TOをご紹介します!
世界中から多くの人が訪れる「エラワン廟」
デパートが建ち並ぶバンコクの中心部のサイアムエリア。買い物をするなら“サイアム”で、と言う方も多いのでは? その街の一角にバンコクでも最強と呼ばれるパワースポット「エラワン廟」があります。
アクセスの良さ、そしてとにかく「願いが叶う!」とタイ国内だけでなく、世界中から多くの人がお参りに訪れます。
このエラワン廟の始まりは1953年。隣接するホテルの建設時に事故が多発し、工事が思うように進みませんでした。その事を占星術師に相談すると、祠を建て「プラ・プロム」という神様を祀るようにと助言されたそうです。その通りに祠を建てプラ・プロムを祀ると、その後工事は順調に進み、無事にホテルは完成。その出来事から願いが叶う場所として、現在も人気を集めています。
「プラ・プロム」ってどんな神様?
ここに祀られているのは、顔が四面の「プラ・プロム」。宇宙を創った神様です。その姿はヒンドゥー教の三大神の一人「ブラフマー神」によく似ています。仏教国のタイで、どうしてヒンドゥー教? と思いますよね。実は、タイの仏教にはヒンドゥー教の影響が多く見られます。タイの行事として有名な水掛け祭り「ソンクラーン」や、灯篭流し「ロイクラトン」もヒンドゥー教の行事に由来します。そもそもタイ語のルーツはインドで話されていたサンスクリット語だと言われています。プラ・プロムも、ヒンドゥー教がタイの文化に取り入れられ、タイで祀られるようになった神様の一人なのです。
タイという国ができるはるか昔、現在のタイの地ではヒンドゥー教が信仰されていましたが、仏教が広まり、現在では国民の94%が仏教徒のタイ。しかし、現在もヒンドゥー教はタイの人々の暮らしの中に生き続けその証拠に、バンコクの街のいたるところでヒンドゥー教の雰囲気を持つ神様を見られます。
それでは早速、お参りをしてみましょう!
まずは、お参り用のセットを購入
エラワン廟についたらまずは、お参り用の花や線香、ロウソクを用意します。正面入り口から右手に進んだところにある売店で購入できますよ。小さいセットは25バーツ(約88円)、大きいセットは1,000バーツ(約3,500円)とかなり開きがありますが、ご自身の予算に合わせて選んでくださいね。ちなみに写真でわたしが持っているものは、500バーツ(約1,760円)のものですよ。
【注意】
お参り用のセットは境内の外でも販売されていますが、相場が分からない外国人向けに値段が高く設定されているので気をつけましょう! 特に日本人はお金を持っているイメージが強いので、金額を高めされる可能性があります。
【鳥について】
入り口付近で売られているカゴに入った鳥は、ペットにするためのものではありません。鳥を逃がしてあげることによって“徳を積む”「放鳥」のための鳥。通りかかるとお店の人から「幸運が訪れるよ」と声を掛けられますが、放鳥をする人が多ければ、それだけ放鳥用に捕まえられて傷つく鳥が増えてしまいます。買わないほうが徳を積むことになるかもしれません。
準備ができたら、プラ・プロムに願いごとを伝えよう
お参りの流れは、正面入り口から時計回りに4カ所、プラ・プロムの顔が向いている場所で手を合わせながらお願いをします。
①名前 → ②年齢 → ③生年月日 → ④住所 → ⑤願い事 の順番に伝え、最後に「もし願いが叶ったら、お礼に〇〇を差し上げます」と約束事を、プラ・プロムに伝えてください。差し上げるものは、お花や踊りなどが一般的です。
その後、お花とお線香、ロウソクを所定の場所に置いていきます。お線香とロウソクに火をつける必要はありません。
周りを見渡すと、合わせた手をおでこよりも上にあげている人、靴を脱いでから祈る人、お辞儀を何度も繰り返す人など…お参りのスタイルが人によって違っています。何が正しいのか不安になるかもしれません。
ですが、膝をついて座り、手を合わせれば問題ありません。
これを、4カ所で繰り返します。願いごとは“恋愛”“仕事”“健康祈願”など、どんな内容でもいくつでもいいそうですが、「いつまでに何をしたい!」と出来るだけ明確に伝えた方が叶いやすいと言われていますよ。
踊りの奉納について
境内で伝統衣装を着た女性たちが踊っている場所があります。その前には、手を合わせて祈る人の姿が。これは願いが叶った人が踊り子にお願いして、お礼の踊りを奉納しているところです。
踊り子は、2人で260バーツ(約913円)、最大の8人で710バーツ(約2,500円)と、踊り子の人数によって金額が変わります。
みなさんも、願いが叶ったらぜひ、バンコクを訪れて奉納を体験してみてはいかがでしょうか。
- 参拝時間
- 06:00~23:00
- アクセス
- BTSチットロム(Chit Lom)駅から徒歩約5分、BTSサイアム(Siam)駅から徒歩約6分、BTSラチャダムリ(Ratchadamri)駅から徒歩約6分です。
さて、今回はバンコク最強のパワースポット「エラワン廟」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
人気のパワースポットであることはもちろん、タイらしい音楽と踊りを体感できるのもおすすめしたい理由のひとつ。ぜひ、皆さんも立ち寄ってお願いごとをしてみてくださいね。
それではまた次回。サワディーカ!
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