ドイツの世界一有名なビアホール「ホフブロイハウス」は、世界一楽しいビール天国♪
約5,000種類もあるというビール大国ドイツ!キレと苦みを大切にする日本のビールとは違って、ドイツのビールはコクと深みと旨味が強い。種類が豊富なのであれこれ飲み比べれば自分好みのビールに出合えます。
日本はとうもろこしやコーンスターチなど様々な副原料をビールに添加していますが、ドイツでは原料に麦芽とホップ以外のものが入っていたらビールとは呼べません。まさに“まじりっけなし”の本場ドイツビールの楽しみ方と、ミュンヘンにある世界一有名なビアホールをご紹介します!
ビール大国ドイツでのビールの正しい飲み方は?
ドイツでは16歳からビールの飲酒が可能で、親同伴であればなんと14歳からでもOK!というわけで、ドイツ人のビールへの親しみ方や考え方は日本人とは全く異なります。ビールの本場バイエルン州では、ビールは食料と定義されているので、仕事中に飲むのも問題はなく、コーヒーを飲むような感覚でビールが飲まれています。
そんなドイツでのビールの正しい飲み方といえば、気の合う仲間とビアホールに出向き、大きなジョッキで乾杯!日本のように「とりあえず1杯」なんて前置き的な考え方はなく、ドイツでは何杯も何時間も同じビールを飲み続けます。ビアホールの醸造したての生ビールは最高に美味しく、コーラより安いので、人気のビアホールはいつも深夜まで多くの人で賑わいます。
世界一有名なビアホール「ホフブロイハウス」
ミュンヘンにある「ホフブロイハウス」は、言わずと知れた世界一有名なビアホールです。ドイツのみならず世界中からビールファンの訪れるホフブロイハウスは、1,300人以上収容できる巨大な店内に連日連夜ビール片手に盛り上がる人達がいっぱい!
かつて「バイエルン国王のためのビール」として1589年に宮廷醸造所として創設されたホフブロイハウスは、今も宮廷のような華やかさと、伝統と歴史を感じさせるクラシカルな趣です。
上階にはゆっくり食事ができるレストランもありますが、ホフブロイハウスならではの雰囲気を味わうなら、バンドの生演奏がある地上階のビアホールが断然おすすめ!演奏者までもが水代わりにビールを飲んでいるのですから、陽気でテンションの高いライブが楽しめること間違いなしです!(笑) アップテンポの音楽に、みんなで大合唱が始まったり音楽に合わせて踊りだしたり、オクトーバーフェストさながらの盛り上がりが楽しめます。
ここでのビールの基本サイズは、なんと1リットルの大ジョッキ!小麦で作るヴァイス(白)ビールは500mlの専用グラスで出されますが、ホフブロイオリジナルビールと創設時に初めて造られたという伝統のダークビールは、1リットルサイズのみのオーダーになります。
選ばれし常連さんが持ってる「マイジョッキ」に憧れる!
またホフブロイハウスでは、常連さん専用のマイボトルならぬ“マイジョッキ”をキープしておける棚があるんです!常連になれば、ジョッキを預けるスペースと専用のカギ、顔写真付きの会員カードがもらえて、店が混んでいても優先的に中に入ることができます。なかなか常連客の仲間入りをするのは難しく、ミュンヘンに生まれた男として、ここにジョッキを預けられることは誇りなんだとか。いつも自分のジョッキで思いっきりビールが飲めるなんて、我が家のような気分でリラックスできそうですよね!
毎日大盛り上がりのビール天国ホフブロイハウスで、陽気な常連さんたちと1リットルのビールで乾杯すれば、まさに思い描いていたドイツ体験!ビールが苦手だった方も、きっとビールの美味しさと楽しみ方を再発見できますよ♪
- 住所
- Platzl 9 80331 München
- 営業時間
- 9:00~23:30
- 定休日
- 無
- 電話番号
- 089-290136100
- アクセス
- Marienplatzから徒歩5分
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