ドイツ北部の都市「ハノーファー」で歴史ある庭園や現代美術館を楽しもう!
ドイツ北部にある「ハノーファー」という都市をご存じですか? 日本人にはあまり聞き慣れない地名かもしれませんが、緑豊かな土地で、ヨーロッパで最も美しい庭園のひとつとされる庭園があるんですよ。
ヨーロッパで最も美しい庭園のひとつ「ヘレンハウゼン王宮庭園」
「ヘレンハウゼン王宮庭園」は18世紀、当時の選帝侯妃ゾフィー・フォン・ハノーファーによって造られた庭園です。庭園はいくつかのエリアに分かれていますが、一番の見どころは大庭園です。幾何学的な模様に生垣大庭園は、ヘレンハウゼン宮殿の前に真っ直ぐ道が延び、それを中心にして左右対称にデザインされています。
広大な庭園には噴水や数々の彫刻があるほか、夏季には3万本もの色とりどりの花が咲き乱れます。この大庭園にある高さ約82mにもなる大噴水はヨーロッパの庭園にある噴水として最も高く、カスケードは現存する最古のものに数えられています。
- 住所
- Herrenhauser Str. 4, 30419 Hannover
街の中心にある憩いの場「マシュ湖」
市民の憩いの場であり、観光客からも人気のスポット「マシュ湖」は、一周約6kmの散策路に囲まれています。夏は緑に囲まれた湖のほとりを散策したりボートに乗ったりでき、冬に湖が凍ればそこがスケート場になったりと、1年中、幅広い世代の人々でにぎわう場所です。街の中心にあるので、気軽に立ち寄れますよ。
また、湖は朝の風景もとても綺麗なので、周辺のホテルに宿泊した際は少し早起きして散歩してみるのがおすすめです。
- 所在地
- Hannover, Niedersachsen
ドイツを代表するアートが観られる「シュプレンゲル美術館」
ハノーファーを訪れるならぜひ訪れたいのが、「シュプレンゲル美術館」です。ドイツを代表する画家の作品が展示されていて、アートが好きな方におすすめです。ヘレンハウゼン王宮庭園にも作品が展示されているニキ・ド・サンファルの作品もあります。
美術館自体の建築も素敵なので、一見の価値ありですよ。マシュゼー湖のほとりにあのでぜひ、合わせて足を運んでみてくださいね。
- 住所
- Kurt-Schwitters-Platz, 30169 Hannover
- 開館時間
- 水〜日曜日/10:00~18:00
火曜日/10:00~20:00
- 休館日
- 月曜日
美しく広大な庭園や、有名画家の作品を鑑賞できる美術館など、みどころの多いハノーファー。鉄道を利用してベルリンから約2時間、ハンブルクから約1時間30分で行けるので、他の都市と合わせての観光もおすすめですよ。
この記事は2018年10月22日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。