北陸随一の渓谷美! 石川県の名湯・山中温泉の風景を楽しもう
開湯以来1300年、絶えることなく湧き出づるお湯と、歴史と文化の薫り高い山中温泉。その代表的な景勝地をご紹介します。美しい渓谷やそこに架かる橋は、四季を通じて美しい姿を見せてくれます。
目次
山中温泉の趣ある風景「こおろぎ橋」
「こおろぎ橋」は鶴仙渓にかかる橋のひとつで、山中温泉を代表する景勝地です。総ヒノキ造りで、その歴史は古く江戸時代に造られたと言われています。その趣ある造りはどの季節でも映えるので、いつ訪れてもとっても絵になるんですよ。
「こおろぎ橋」の名前の由来とは?
「こおろぎ橋」という変わった名前の由来は諸説あり、一説には行路が極めて危なかったので「行路危」と呼ばれていたとも、秋の夜に鳴くコオロギに由来する、とも言われています。
紅葉の「こおろぎ橋」は必見
秋の夜に鳴くコオロギが名前の由来と言われるだけあって、紅葉の時期は特に美しく、観光客が多く訪れます。
また、こおろぎ橋は10月12日に新しくなったばかり! ぜひ真新しい橋と紅葉を見に行ってください。
散策して渓谷美を楽しむ「鶴仙渓」
山中の温泉街に沿って流れる渓谷で、北陸随一の渓谷美を誇るとの呼び声高い「鶴仙渓(かくせんけい)」。黒谷橋からこおろぎ橋までの約1.3kmの遊歩道を散策できます。
紅葉の時期は別格の美しさと評判ですよ。
ねじれたデザインが珍しい「あやとりはし」
こおろぎ橋から徒歩10分ほどのところに「あやとりはし」があります。この橋は赤紫色のS字にデザインされた珍しい形の橋。散歩コースになっているので、気軽に立ち寄ってみてくださいね。
あやとりはしと桜公園では、降雪期に入るまで毎晩ライトアップをしています。夜の町歩きの行き先のひとつにいかがですか?
自然に映える重厚な石橋「黒谷橋」
こおろぎ橋から遊歩道を散策して、最も下流にあるのが「黒谷橋」です。古くからある橋で、かつて訪れた松尾芭蕉も気に入ったと伝わります。
山中温泉へのアクセス
山中温泉は加賀温泉駅から、バスやタクシーで約30分です。送迎サービスを行なっている旅館もあるので、予約時に問い合わせてください。加賀温泉駅は金沢駅から特急で約25分、小松空港からは路線バスと電車を乗りついで約30分です。
- 住所
- 石川県加賀市山中温泉
- HP
- 山中温泉の公式HP
ゆっくりとした時間が過ごせるだけでなく、美しい渓谷を遊歩道で気軽に散策できる山中温泉へ、ぜひ行ってみてくださいね。
この記事は2017年8月16日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。