映画『あまのがわ』の舞台で話題!屋久島の定番観光スポットと素敵なビーチをご紹介!
国内の旅行先としてとても人気の高い屋久島。映画『あまのがわ』の公開で、人気がさらに高まっています。いつか行きたいと考えている方はこれを読んで、早めに予定を立てましょう!!
目次
屋久島ってどんなところ?
「屋久島」は鹿児島県の佐多岬から約60km、南西の海上に浮かぶ離島。標高1936メートル、九州最高峰の宮之浦岳を擁し、島の90%は森林で占められています。この豊かな森には推定樹齢7200年とも言われる縄文杉をはじめとする多様な植物が見られ、1993年に日本で初めて世界自然遺産に登録されました。
屋久島の魅力は森や屋久杉ばかりではありません。色鮮やかに咲くハイビスカスやブーゲンビリア、島を囲むコバルトブルーの海と白い砂浜、いわいるビーチも楽しめます。
基本情報 屋久島のベストシーズンは?
四季折々、魅力的な姿を見せてくれる屋久島。春は山桜や新緑が鮮やかですし、夏はコバルトブルーの海、秋は紅葉、冬は苔むした岩の上に雪が降り積もり…。と、どの季節もとても素敵です。もっとも多くの観光客が訪れるのは、やはり夏休みの7月~9月。トレッキングにはこの季節と比較的、雨の少ない春と秋がおすすめです。実は、屋久島は年間降水量日本一。季節を問わず悪天候への備えは欠かせません。
基本情報 東京から屋久島へのアクセスは?
羽田空港または成田空港から鹿児島空港へ向かいます。そこからさらに空路で移動する場合、日本エアコミューター(JAC)に乗り換えて屋久島空港まで約40分。交通費を安くおさえたいなら、高速船やフェリーがおすすめです。高速船(ジェットフォイル)なら、鹿児島本港(南ふ頭)から乗船して、1時間50分~2時間30分で宮之浦港又は安房港に到着。「フェリー屋久島2」なら、鹿児島本港(北ふ頭)から約4時間「フェリーはいびすかす」なら、鹿児島港(七ツ島発着場)から種子島経由で1泊(約13時間)して宮之浦港に到着です。
屋久島でトレッキングするなら?
屋久島には整備された登山道やルートがいくつもあります。何を見たいのか、どのくらいの時間がかかるのか、自分のレベルに合っているかなどによってコースを決めましょう。装備は現地でのレンタルも可能ですので、寒暖差が激しく急変しやすい山の天気にしっかりと備えてください。数時間で往復できるコースもありますが、最も有名な縄文杉へ向かうには往復8~11時間の比較的長いコースを行く必要があります。初心者でもきちんと準備をすればトレッキングは出来ますが、不安な方はガイドツアーを利用するのがベストです。ガイドさんと相談しながらであれば、安全に楽しめますよ。
トレッキングで見逃せないポイントは?
ウィルソン株
「ウィルソン株」は推定樹齢2000年余りで伐採された屋久杉の切り株。豊臣秀吉が切り出しを命じたと伝えられており、切り口だけで胸高周囲13.8mもある巨大な屋久杉です。空洞になった切り株の内部では清水が湧き出しとても神秘的です。またここはSNSなどでよく見かけるかわいいハート型の写真が撮れる場所でもあります。ぜひ、見上げてかわいいハート型を探してみてください。
縄文杉
屋久島と言えば「縄文杉」。屋久島を代表する木ですから、一度は訪れてほしいスポットです。縄文杉は推定樹齢 2170年~7200年。発見当初は大岩杉と呼ばれていましたが、新聞記事で『生き続ける縄文の春』との見出しで紹介されたことから、次第に“縄文杉”と呼ばれるようになりました。幹周りが16.4メートル、高さ25.3メートルあり屋久杉としては最大級です。なかなかハードなトレッキングの末にようやくその姿を見ることが出来ます。生命力を感じさせる力強い木の表現とその巨大さには圧倒されてしまいますよ。
白谷雲水峡
長時間の登山に自信がない方に「白谷雲水峡」を目指すのをおすすめします。白谷雲水峡は屋久杉の原生林も見られる自然休養林。ここでは岩も木もあたり一面シダや苔類に覆われ、清らかな白谷川のせせらぎだけが響き渡ります。人気アニメ映画の舞台でもあり、今にも、木の精霊達が現れそうな雰囲気。神秘的な世界を垣間見たような気持ちになりますよ。「白谷雲水峡」は、いくつか散策コースが整備されているので、森林浴にも最適。近くには樹齢3000年とされる弥生杉などもあり、比較的手軽に屋久島の自然を満喫できるエリアです。
原生林だけじゃない!素敵なビーチ
一湊海水浴場
「一湊海水浴場」は鹿児島県内で海水浴場水質ベスト1に選ばれました。天然の入江で、湾内は波も穏やかで泳ぎやすい海水浴場です。砂の白さと海の青さが際立って見えるのも人気の理由。ダイビングスポットにもなっており、周囲にはキャンプ場もあるので思い切り遊びたい方におすすめです!宮之浦港よりバスで約20分、矢筈バス停で下車して徒歩約1分です。
栗生海水浴場
「栗生(くりお)海水浴場」は堤防に囲まれたビーチ。林内には大川の滝や石楠花の森公園、屋久島青少年旅行村、塚崎タイドプールなどがあり、観光にも便利な場所にあります。ウミガメも現れる砂浜なので、時期やタイミングが合えば出会えるかもしれませんね。アクセスは車の場合、宮之浦港から約1時間20分、屋久島空港から約1時間5分。屋久島交通「大川の滝行き」または「栗生橋行き」バスを利用する場合は「栗生入口」で下車してください。
永田いなか浜
「永田いなか浜」は 日本一のウミガメの産卵地として有名です。7月に産卵のピークを迎えるので、ウミガメを見たい方はこの時期を狙いましょう。また1kmも続く砂浜は屋久島最大。島の西側に位置しているので、美しい夕日も眺める事ができます。アクセスは宮之浦港から車で約30分。路線バスも利用できます。
- HP
- 永田ウミガメ連絡協議会
映画『あまのがわ』の舞台、屋久島。原生林はもちろん素敵な海も楽しめるので、春休みや夏休みに行ってみてはいかがですか?
屋久島町観光まちづくり課様よりコメントをいただきました!
日本一ウミガメが陸産卵するビーチ、超軟水の流れる数多の川、九州最高峰「宮之浦岳」を主峰とする山々。世界自然遺産の島、屋久島ではコバルトブルーの美しい海から緑豊かな山まで、自然のすべてを楽しめますよ。
HP:屋久島町
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