苔の森を歩こう!! 屋久島トレッキングのおすすめ「白谷雲水峡」コース
「屋久島」と言えば、まず一番初めに思い浮かぶのは“縄文杉”です。樹齢約7,200年の日本を代表する巨樹ですが、そんな“縄文杉”に会いに行くにはなかなかハードで時間も相当かかります。
実は、それ以外にも屋久島を満喫できるコースがあることをご存じでしたか?
目次
霧に包まれた幻想的な景色「白谷雲水峡」コースで満喫しよう
「白谷雲水峡」コースは、半日で回れる初級~中級者向けのコースなので、体力に自信がない方やトレッキング初心者にもおすすめです。
頭上には緑のカーテン、下には苔の絨毯が広がっており、木漏れ日と霧に包まれた景色は幻想的です。
標高620mの場所にある入口から、楠川歩道を歩いて登り約1時間半で行ける「苔むす森」と名づけられたエリアは、石も木も全てが苔で覆われている、白谷雲水峡の見どころのひとつです。緑の濃厚な香りに癒やされたり、ふかふかでほんのり温かい苔に触れてみたりと、ずっと居たくなるような特別な場所です。
トレッキングの疲れも吹き飛ぶ「太鼓岩」からの眺望
「苔むす森」までのトレッキングでも雰囲気を満喫できますが、もう少し本格的なトレッキングを楽しみたい方は足を延ばして「太鼓岩」まで行ってみてください。ここからの眺望が最高で、晴れた日は、宮之浦岳、太忠岳などが望めます。
せっかくだから詳しい説明を聞きながら屋久島の自然を満喫したい! という方には、ガイド付きツアーがおすすめです。屋久島に初めて行く方はもちろん、リピーターの方も、ガイドの話を聞きながら歩くと屋久島の奥深い魅力に出合えるかもしれません。
屋久島をトレッキングするならどんな服装がいい?
訪れる季節によって異なりますが、吸水性、速乾性、保湿性に優れた素材のものを重ね着で着用し、濡れている箇所もあるので、靴は防水性のトレッキングシューズがおすすめです。夏場は日差し対策、冬場は雪対策をするほか、季節を問わず雨にも対応できるように、レインジャケットも持って行ってくださいね。
樹齢1000年を越す樹木が多く残る屋久島は、その特異な自然から世界遺産に指定されています。日本が世界に誇る自然の景色を気軽に満喫できる「白谷雲水峡」コースを、ぜひ訪れてみてくださいね。
屋久島町観光まちづくり課様よりコメントをいただきました!
屋久杉をはじめ様々な木々が生い茂り、森を覆うように繁茂する苔、森の中を流れる清流、神秘の森が日常の喧騒を忘れさせてくれます。屋久島へリトリートして、美しい自然と美味しい空気の中でリフレッシュしてください。
HP:屋久島町
この記事は2018年9月7日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。