沖縄県・日本最西端の地「与那国島」のおすすめスポット3選
沖縄本島から約509km、台湾からは約111kmと、日本のどの島よりも外国に近い日本最西端の島「与那国島」。
なかなか行きにくい場所にありますが、だからこそ行ってみたい、そんな与那国島のおすすめスポットを3カ所ご紹介します。
与那国島観光で外せない「日本最西端の碑」
与那国島のなかでも西端にあるのが、西崎(いりざき)という岬です。ここには「日本最西端の碑」があり、与那国島に来たら外せないスポットです。海と一緒に写真に収めれば、「ここまで来たんだ!」という感慨もひとしおです。碑の近くには展望台があり、見渡す限り広がる海を堪能できます。年に何度か台湾の島影が見えることもあります。
西崎は日本で見られる最も遅い夕日が沈むところで、西崎を望む対岸には「日本最後の夕日が見える丘」もありますよ。
絶好のダイビングスポット! 謎だらけの「海底地形」
与那国島の「海底地形」と言えば、ダイビング好きの方なら聞いたことがあるのではないでしょうか。与那国島南部沖の海底には、まるで遺跡のような地形が広がっています。全長約100m、幅約60m、高さ25mにもなる巨石群で、その大きさに圧倒されてしまいます。直角の壁や階段状の通路、柱が立てられそうな深い穴などが散らばり、海の中とは思えない光景です。
岩が浸食され、自然と現在のような形になったという説と、人の手で作られた古代文明の遺跡であるという説があり、その真相は未だ解明されていません。
海底地形を見るにはダイビングが最適ですが、免許を持っていなくても体験ダイビングやシュノーケリング、観光船でも楽しめます。青く透き通った海に広がる海底地形のミステリーに触れてみてください。
ドラマ『Dr.コトー診療所』の舞台に行こう
2003年と2006年にフジテレビで放送された人気テレビドラマ『Dr.コトー診療所』。与那国島には、ドラマ撮影で実際に使われた建物がそのまま残されています。診療所内は、ドラマのために作られたとは思えないほどリアルで、今にもドラマの登場人物が現れそうな雰囲気が漂います。
貼り紙やデスクなどもほどよく古びていて、実際に使われているかのようです。海が見える絶好のロケーションなので、ドラマのファンはもちろん、ドラマを知らなくても楽しめるスポットですよ。
- 入場料
- 300円(高校生以下無料)
与那国島へのアクセス
与那国島へのアクセスは、那覇空港から飛行機で約1時間、もしくは新石垣空港から約30分です。また、石垣島からフェリーで約4時間30分で行けます。
日本の西端であり国境の島でもある与那国島へ、ぜひ一度訪ずれてみてください。
この記事は2018年4月2日に公開されたものを編集したものです。
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