公開日:2019年7月5日　/　最終更新日:2020年7月2日
トリドリ編集部

意外と知られてない旅行資金の貯め方！「旅行積立システム」がかなりお得！

何かとお金がかかる旅行。計画的に貯金したいのはやまやまだけど、なかなか思い通りに貯金できない…という方も多いのでは？
そんな時に知っておきたいサービス「旅行積立」をご存じですか？今回は各社の利用方法や、メリットなどについてご紹介しています。

「旅行積立」とは？自分で貯金するのと何が違うの？

「旅行積立」とは、航空会社や旅行会社が行っているサービスのこと。満期で受け取る金額と積み立て期間を前もって決め、お金を積み立てるというもので、満期時には一定のサービス額が上乗せされて返ってきます。一番のメリットは、銀行の預金に比べて利率が高いこと。一度で全額支払う「一括積立」なら、より多くのサービス額が受け取れます。中には利率が3%越を超える高利率のものもありますよ！
「旅行積立」が定期預金と違うのは、満期に受け取るのは「旅行券」であるという点です。また、デメリットとして預け先が倒産した場合に保障されない場合がありますが、中長期的に旅行に行く予定がある方にはお得なシステムといえます。

航空会社の積立について「ANA」、「JAL」の場合

航空会社の積立を「ANA」と「JAL」で比較してみましょう。
どちらも毎月積立、一括支払いの長期積立、一括支払いの短期積立が用意されています。

ANAセールス「ANA旅行積立プラン」

＜毎月払いコース＞
毎月3,000円以上、満期旅行券額が50,000円以上、10,000円単位での設定が可能です。
※満期旅行券額と、支払い回数（12・18・24・30・36・42・48・54・60回（月数）から選択）を決めて、毎月積立金を支払う方法です。

＜一時払いコース＞
満期旅行券額が50,000円以上、10,000円単位での設定が可能です。
※満期旅行券額と、預け入れ期間（12・18・24・30・36・42・48・54・60カ月から選択）を決めて、一括でその金額を支払う方法です。

＜一時払い6ヵ月満期コース＞
満期旅行券額が50,000円以上、10,000円単位での設定が可能です。
※満期旅行券額を決めて、預け入れ期間は6ヶ月（固定）、一括でその金額を支払う方法です。

ANA旅行積立プラン

HP: ANA旅行積立プラン

JAL「JAL旅行積立」

＜毎月払いコース＞
毎月5,000円以上、満期旅行券額が61,000円〜5,000万円、1,000円単位での設定が可能です。
※満期旅行券額と、支払い回数（12・18・24・30・36・42・48・54・60回から選択）を決めて、毎月積立金を支払う方法です。

＜一時払いコース＞
満期旅行券額が50,000円〜5,000万円、1,000円単位での設定が可能です。
※満期旅行券額と、預け入れ期間（12・18・24・30・36・42・48・54・60カ月から選択）を決めて、一括でその金額を支払う方法です。

＜一時払い6ヵ月満期コース＞
満期旅行券額が50,000円〜1,000万円、1,000円単位での設定が可能です。
※満期旅行券額を決めて、預け入れ期間は6ヶ月（固定）、一括でその金額を支払う方法です。

JAL旅行積立

HP: JAL旅行積立

それぞれの旅行券が利用できるのは、積立をしていた航空会社の国内・海外ツアーや航空券の購入時などとなっています。「ANA旅行積立プラン」はANAカードの支払いでクレジットカードのポイントが貯まり、「JAL旅行積立」はJALカードの支払いでマイルが貯まるので、よく利用する航空会社を選択のうえ、カード利用するとさらにお得になるのが嬉しいですね！