歴史を感じる広島県呉市の観光スポットで、大ヒット映画の街を満喫しよう!
かつて海軍の軍港があり、映画『この世界の片隅に』の劇中でその様子が描かれている広島県呉(くれ)市。現在も海上自衛隊・海上保安庁の拠点があり、その面影が残ります。
目次
日本の近代史を身近に感じる「大和ミュージアム」
「大和ミュージアム」の愛称で知られる「呉市海事歴史科学館」では、軍港として栄えてきた呉市の歴史や造船技術、日本海軍が造った史上最大の戦艦「大和」などの展示が行われています。歴史や、戦艦に興味のある方にぴったりのスポットですよ。
- 住所
- 広島県呉市宝町5-20
- 電話番号
- 0823-25-3017
戦艦大和のドッグの名残が見える「歴史の見える丘」
大和ミュージアムから徒歩約20分のところにある「歴史の見える丘」もまた、呉市の歴史を感じられるスポットです。呉港をのぞむ小高い丘の上にある公園で、ここからは「旧呉鎮守府庁舎(現在では「海上自衛隊呉地方総監部庁舎」)」や戦艦「大和」を建造したドックの名残を見られます。現在ドックは埋め立てられていますが、目隠し用に造られた上屋はそのまま残されており、当時の姿がしのばれます。
- 住所
- 広島県呉市宮原5
軍港の趣たっぷり! 「アレイからすこじま」
「アレイからすこじま」は、かつて呉港が海軍の本拠地だったことを実感できる公園で、国内で唯一海上自衛隊の潜水艦を間近に見られるスポットです。周囲には旧海軍工廠(しょう)のレンガ建造物や魚雷の上げ下ろしに使われた旧魚雷積載用クレーンなどが並んでいます。軍港として栄えていた呉市のレトロな雰囲気を直に感じてみたい方におすすめです。
- 住所
- 広島県呉市昭和町
呉市名物「呉 海自カレー」をご賞味あれ!
呉市を訪れたなら、地元で有名なグルメ「呉 海自カレー」は外せません。海自カレーとは、毎週金曜日に海上自衛隊で食されているカレーのこと。呉市には海上自衛隊から直接作り方を教わり、海上自衛隊艦艇等の認定を受けたものが「海自カレー」と呼ばれています。海自カレーを提供する店は全部で30店舗あり、艦艇ごとに異なるさまざまな味わいを楽しめます。
「灰ヶ峰からの夜景」を楽しもう
呉市観光の最後には、呉の夜景を一望できる「灰ヶ峰」を訪れるのがおすすめです。灰ヶ峰は呉市の市街地北部に位置する標高737mの山で、映画の舞台となったエリアです。映画のファンだけでなく、美しい夜景を楽しめる展望台がありますよ。
- 住所
- 広島県呉市栃原町
呉市へのアクセスは?
広島県呉市へは、JR広島駅から呉線に乗って約35分。もしくは広島空港からバスで約1時間です。また、広島港からフェリーで約45分で呉へ行くルートもありますよ。
歴史好きの方や、映画のファンに特におすすめの呉市。広島市内からのアクセスも1時間以内と行きやすいですよ。ぜひ、呉に行ってみてください。
この記事は2018年8月17日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。