徳島県鳴門市観光の目玉「鳴門の渦潮」とおすすめ観光スポット!!
徳島県の北東端に位置する鳴門市。鳴門市観光の目玉は何と言っても「鳴門の渦潮」ですが、他にも大塚美術館やお遍路の出発点である霊山寺(りょうぜんじ)、日独友好の象徴である鳴門市ドイツ館など、徳島県内有数の観光スポットがめじろ押しです。
目次
「鳴門の渦潮」をいろいろな角度から楽しもう
徳島県を代表する観光スポット「鳴門の渦潮」。春と秋の大潮には直径30mに達することもある世界最大規模の渦潮です。渦潮を模したデザインが市旗として使われているなど、鳴門市の象徴になっています。
その、渦潮の楽しみ方は主に3つあります。それではご紹介します!!
- 住所
- 徳島県鳴門市
渦潮を真上から。海上遊歩道「渦の道」
1つ目は、本州四国連絡橋・大鳴門橋の橋桁内、全長450mの海上遊歩道「渦の道」からの見物です。高さ約45m地点からフェンス越しに見る大きな渦潮は、轟音と相まって迫力満点!! さらに遊歩道の先にある展望室は一部がガラス床になっており、渦潮をよりスリリングに楽しめます。
渦潮を洋上と水中から。観潮船「アクアエディ」
2つ目は、定期的に運航している観潮船(かんちょうせん)です。音を立てて渦を巻く渦潮を至近距離で見られます。その迫力と臨場感は言うまでもありません。
なかでも観潮船「アクアエディ」は、洋上からだけでなく水中からも観潮できます。アクアエディは、事前の予約が必要です。大型観潮船「わんだーなると」は、予約不要です。
「エスカヒル鳴門」からパノラマの景色を狙おう
3つ目は、展望施設「エスカヒル鳴門」です。全長約66mのエスカレーターを上った先にある展望台では、360度の大パノラマが楽しめます。晴れた日には、大鳴門橋、渦潮、淡路島が見られることも。SNS映えする写真を狙うならここがピッタリです。
一日では足りない!? 「大塚国際美術館」
収蔵品が全てレプリカということを逆手に取り、“撮影OKの名美術”で人気を集めている「大塚国際美術館」。“日本一入場料の高い美術館”としても有名ですが、それに見合うだけの価値があります。
- 住所
- 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1
- 開館時間
- 09:30〜17:00
※入館券の販売は16:00まで
- 休館日
- 月曜日
- 入館料
- ◎一般/3,300円
◎大学生/2,200円
◎小中高生/550円
- 電話番号
- 088-687-3737
※徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内
空海にゆかりのある「霊山寺」
鳴門市の大麻地区には、四国八十八箇所巡礼の1番札所である「霊山寺(りょうぜんじ)」があります。奈良時代、僧侶・行基によって開創され、空海(弘法大師)も修行した場と伝えられる由緒正しいお寺です。また、ここはお遍路のスタート地点であり「発願の寺」とも呼ばれています。お遍路に訪れた人々とともに、心を整えお願いごとをしてみてくださいね。
- 住所
- 徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻126
- 電話番号
- 088-689-1111
日独友好の象徴「鳴門市ドイツ館」
「鳴門市ドイツ館」は、日独友好の歴史の一端を垣間見られる施設です。かつて鳴門市は第一次世界大戦時のドイツ人収容所があった場所で、捕虜の人権を尊重して人道的な措置をし、捕虜と地元住民との交流が生まれた地でもあります。ドイツ兵の中でも盛んだった音楽活動では、ベートーベンの「交響曲第九番」をアジアで初めてコンサートとして全楽章演奏したことで知られています。
- 住所
- 鳴門市大麻町桧字東山田55-2
- 営業時間
- 09:30~17:00
※入館は16:30まで
- 休館日
- 第4月曜日(祝日の場合はその翌日)
12月28日~31日
- 観覧料
- ◎大人/400円
◎子供(小・中学生)/100円
- 電話番号
- 088-689-0099
鳴門市のB級グルメ「なるちゅるうどん」
「なるちゅるうどん」は、鳴門市の地元民から長年愛されてきた“うどん”で、その特徴は一本のうどんに太い部分と細い部分が入り混じっています。部分的に異なる食感がアクセントとなり、名前のとおり「ちゅる」っと食べられます。出汁はあっさりとした醤油味で、やわらか目のうどんと相性抜群。具にはネギや、きざみ揚げを使うことが多く、中には鳴門名物の“ちくわ”や“わかめ”を入れるお店もあります。そして、やはり渦巻模様が特徴の“なると”は外せませんよね。
鳴門市へのアクセスは?
徳島阿波おどり空港からはバスに乗車し約20分で鳴門駅です。
このほか、明石海峡大橋、淡路島、鳴門大橋と橋でつながっているので、関西方面からも便利です。明石海峡大橋から鳴門市内へは約1時間です。
実は「渦潮」だけじゃない観光スポットがめじろ押しの鳴門市、ぜひ訪れてみてくださいね。
この記事は2018年4月15日に公開されたものを再編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。