鶴がモチーフの日本一長い木造の三連太鼓橋、青森県「鶴の舞橋」で日本の絶景を感じよう
青森県鶴田町・富士見湖パークにある「鶴の舞橋」。鶴田町は古くから鶴との関わりがあることから、鶴をモチーフにデザインされました。伝統技術が活きた舞橋と雄大な自然との調和は、日本ならではの絶景です。2016年には女優の吉永小百合さん出演のJR東日本「大人の休日倶楽部」のCMでも話題になりました。
この記事のもくじ
優雅に舞う鶴のよう!日本一長い木造三連太鼓橋
日本一長い木造三連太鼓橋として知られる「鶴の舞橋」。県内最大の貯水湖である津軽富士見湖に架かっています。幅3m、長さはなんと300m!木造ならではの優しいぬくもりと美しいアーチが印象的。舞橋からは青森の雄大な自然を見ることができます。風のない穏やかな晴れた日には、遠くにそびえる岩木山が湖面に映り込み、まるで双子の山のよう。この岩木山を背景にした光景は“鶴が空に舞う姿に見える”と言われ、撮影ポイントの一つとなっています。
凄いのは長さだけじゃない!樹齢150年の木材を700本も使用!
「鶴の舞橋」の凄さは、“日本一長い”だけじゃないんです。この舞橋に使用された木材は、樹齢150年以上の青森県産ヒバ約700本!これは、4LDKの家屋に換算すると約30棟に値します。さらに、自然と調和するよう、日本古来の建築技術を使用するというこだわりのもと造られました。最近ではパワースポットとしても話題で、「日本一“長い木”の橋」、を“長生き”と掛け、長寿の橋として人気を集めているんです。
朝夕夜、一日に幾度も表情を変える「鶴の舞橋」
日中は穏やかな湖面に映る舞橋と岩木山のショットが人気!朝と夕暮れ時は昼間とはまた違う絶景が見られ、空の色彩が移りゆく様は自然の美しさを改めて感じさせてくれます。地元では定番のデートスポットの舞橋。橋の途中には2ヶ所の休憩所があり、ゆっくりと散歩するのに最適。夜にはライトアップがされるので、神秘的な舞橋も味わってみてくださいね。
GW頃には「鶴の舞橋桜まつり」が開催されます
鶴の舞橋がある富士見湖パークの周辺には約2,000本もの桜が植えられていて、毎年桜の開花にあわせて、ゴールデンウィーク頃に「鶴の舞橋桜まつり」が開催されます。季節によっても姿を変えるというもの、四季のある日本ならではですね。
「鶴の舞橋」へのアクセス・駐車場や周辺の観光地は?
「鶴の舞橋」へのアクセスは車が便利でしょう。富士見湖パークの無料駐車場を利用できます。近くには丹頂鶴自然公園があり、特別天然記念物に指定されている貴重な丹頂鶴を間近で見ることもできますよ♪また、JR陸奥鶴田駅よりバスが運行されており「廻堰十文字(まわりぜきじゅうもんじ)」で下車すると、そこから徒歩約20分です。青森の自然を堪能しながら、のんびり散策もいいですね♪
富士見湖パーク、JR陸奥鶴田駅周辺には温泉施設が点在しています。散策の後は、温泉に浸かるのものもオススメですよ。
富士見湖パーク、JR陸奥鶴田駅周辺には温泉施設が点在しています。散策の後は、温泉に浸かるのものもオススメですよ。
動画で見る青森県「鶴の舞橋」
この記事は2017年6月23日に公開されたものを編集したものです。
鶴の舞橋
- 住所
- 青森県北津軽郡鶴田町廻堰大沢81-150
- 電話番号
- 0173-22-2111(鶴田町役場 企画観光課)
※情報は記事公開日時点のものになります。