秋田県・男鹿半島で水族館やジオパークの豊富な自然が楽しめる!! 芝生の山やゴジラ岩を満喫しよう!

秋田県男鹿半島といえば、国の重要無形民俗文化財に指定されている「なまはげ」が有名です。しかし、この民俗行事「なまはげ」のほかにも、三方を日本海に囲まれた男鹿半島には、見どころがたくさんあります。
人気の水族館や豊かな自然と温泉郷。男鹿半島の魅力をお伝えします。

男鹿の海大水槽とホッキョクグマは必見! 「男鹿水族館GAO」

男鹿水族館GAO 男鹿の海大水槽
男鹿水族館GAO 男鹿の海大水槽
写真提供:秋田ファンドットコム

多くの観光客でにぎわいを見せているスポットとして挙げられるのが「男鹿水族館GAO」です。この水族館は、男鹿の海を再現した大水槽や、海の底にいるような気分が味わえる水中トンネルなど、見どころが満載です。 400種1万の生き物がいて、お魚たちはもちろん、ペンギンやアザラシ、アシカなどの海の仲間たちも見られます。なかでも、陸上最大の肉食獣「ホッキョクグマ」の餌やりは必見です。

男鹿水族館GAO
住所
秋田県男鹿市戸賀塩浜
電話番号
0185-32-2221

鬼が築き上げたという999段の石段「赤神神社 五社堂」

男鹿半島で訪れておきたいパワースポットが国指定重要文化財の「赤神神社 五社堂」です。
昔、漢の武帝に連れてこられた五匹の鬼たちが村を荒らしまわっていたところ、村人たちは娘を差し出すことを条件に、五社堂までの千段の石段を一夜のうちに積み上げることを約束させ、あと一段というときに一番鶏の鳴きまねをして鬼たちを追い払った。という言い伝えがあります。
鬼が来なくなってからは心寂しくなり、鬼のまねをして村中を回り歩くようになったのが「なまはげ」の起源と言われているんですよ。

赤神神社 五社堂

山からの絶景を満喫できる「寒風山」

秋田県男鹿市 寒風山
秋田県男鹿市 寒風山
撮影:BUD International

男鹿半島の見どころは、何といっても雄大な自然です。男鹿半島は「男鹿半島・大潟ジオパーク」として、全域がジオパークに指定されているエリアで、日本列島が大陸から分かれた環境の移り変わりを観察できる地層が多く見られる場所です。
「寒風山」も、ジオパークを構成するいくつかのジオサイトのひとつです。頂上には回転展望台があり、1回転13分でゆっくりと360度のパノラマを堪能できます。夕焼けや夜景も美しく、人気の観光スポットです。また、全体が芝で覆われており、こんもりとした見た目がかわいらしいですよ。

寒風山
住所
秋田県男鹿市脇本富永寒風山

男鹿市のシンボル! 灯台が映える海の絶景「入道崎」

秋田県男鹿市 入道崎
秋田県男鹿市 入道崎
撮影:BUD International

海の絶景を堪能するなら「入道崎」がおすすめです。ここもジオサイトのひとつで、花こう岩や玄武岩などが多く見られます。男鹿の名物料理「石焼料理」に使用する丸石は、この入道崎で自然に磨かれたものなんですよ。 また、「日本の灯台50選」に選ばれた、男鹿市のシンボル「入道埼灯台」があり、緑の大地、青い海、青い空とのコントラストが美しいと評判です。

入道崎
住所
秋田県男鹿市北浦入道崎昆布浦

潮瀬崎ジオサイトで「ゴジラ岩」を探そう!

秋田県男鹿市 ゴジラ岩
秋田県男鹿市 ゴジラ岩

多くのジオサイトが点在しますが、中でもユニークなのが潮瀬崎ジオサイトにある「ゴジラ岩」です。ゴジラが口を開いているように見えることから名付けられた岩で、夕日や夕焼けがうまく映るように写真を撮ると、ゴジラが光線を出しているように見えます。他にもゴジラの尻尾岩、ガメラ岩があるんですよ。自然の彫刻を楽しみましょう!

ゴジラ岩

「男鹿温泉郷」へ宿泊しよう!

男鹿温泉郷 元湯 雄山閣
男鹿温泉郷 元湯 雄山閣
写真提供:秋田ファンドットコム

男鹿半島に旅行に行くなら、ぜひ「男鹿温泉郷」に宿泊しましょう。
泉質は海水の成分に似た食塩を含んでいる「ナトリウム塩化物泉」です。入浴後、肌に付いた食塩が汗の蒸発を防ぐため、保温効果が高く「熱の湯」とも言われています。男鹿温泉郷には7つの旅館、ホテルがあり、宿泊した宿のほかに2施設の温泉も同時に楽しめる「男鹿温泉湯めぐり」も企画されています。

男鹿温泉郷
住所
秋田県男鹿市北浦湯本一ノ森下

美しく、貴重な自然が楽しめる秋田県・男鹿半島。温泉に滞在してゆっくりと楽しんでくださいね。

この記事は2017年5月1日に公開されたものを編集したものです。

 

※情報は記事公開日時点のものになります。