静岡県「伊豆半島ジオパーク」は絶景の宝庫! 自然が創り出したアートを満喫しよう

「大地の公園」を意味する「ジオパーク(Geo Park)」は、大地が創り出したアートのような景色を見て、地球の営みを学べる、楽しくてためになるスポットです。日本には44地域(2018年9月現在)ありますが、中でも2018年に「ユネスコ世界ジオパーク」に認定された「伊豆半島ジオパーク」は、東京から日帰りで美しい洞窟などをみに行くことができます。そんな伊豆半島に点在するジオパークの見どころ「ジオサイト」の中から、おすすめの場所をご紹介します!!

目次

  1. サンドスキーと龍宮窟が楽しめる「吉佐美・田牛(きさみ・とうじ)ジオサイト」
  2. 青の洞窟のような景色の天窓洞が見られる「堂ヶ島・仁科港ジオサイト」
  3. 江戸城石垣にも使われた泉井氏の採掘場が見学できる「岩地・石部・雲見ジオサイト」

サンドスキーと龍宮窟が楽しめる「吉佐美・田牛(きさみ・とうじ)ジオサイト」

田牛サンドスキー場

田牛サンドスキー場
田牛サンドスキー場
撮影:dip / BUD International

「田牛サンドスキー場」は海からの風が細かな砂を集めてできた傾斜30度の砂の斜面で、「そり」で滑り降りると雪の上の感覚に近い疾走感が楽しめます。

田牛サンドスキー場

龍宮窟

伊豆 龍宮窟
龍宮窟

すぐ近くにある「龍宮窟」は、海が山を削ってできた洞窟「海食洞」です。伊豆最大級の規模を誇っていて、“天窓”があるのも特徴。洞窟内部の天井部分が崩落し、直径40メートル近くの「穴」が開いているのです。

龍宮窟
龍宮窟
撮影:dip / BUD International

洞窟を囲む外側の遊歩道から天窓を見下ろすと、ハート形に見えます!! 天窓の底に見える海水の青さとその周りの岩場の黄褐色が美しくコントラストを織りなしてとても神秘的です。

龍宮窟

青の洞窟のような景色の天窓洞が見られる「堂ヶ島・仁科港ジオサイト」

伊豆 堂ヶ島・天窓洞
伊豆 堂ヶ島・天窓洞

イタリアの“青の洞窟”を思わせる「天窓洞」で人気なのがこのジオサイトです。先ほどの龍宮窟と同様、海の浸食により入口と天井の2カ所に穴が開いていて、暗い洞窟の中へ空からの光が差し込み幻想的な雰囲気を醸し出します。天気が良ければ、青く輝く洞窟の中に船で入ることができます。

伊豆 堂ヶ島・天窓洞
伊豆 堂ヶ島・天窓洞

また、徒歩で上から天窓洞を見ることもできます。堂ヶ島ビジターセンター(堂ヶ島ピアドーム天窓)の「ぶら〜り堂ヶ島おさんぽジオガイド」に参加すれば、伊豆半島ジオガイド協会公認のジオガイドさんの説明も聞けますよ。太古の海底火山の歴史に耳を傾けましょう。

天窓洞

江戸城石垣にも使われた泉井氏の採掘場が見学できる「岩地・石部・雲見ジオサイト」

伊豆 室岩洞・石切り場跡
伊豆 室岩洞・石切り場跡

このジオサイトのおすすめは、「室岩洞」という洞窟の「石丁場跡」です。石を山から切り出した跡のことで、人の手が加えられています。伊豆半島で採れる石は「伊豆石」と呼ばれ、中でも海底火山の火山灰からできた石は、軟らかく加工がしやすい「伊豆軟石」として重宝されました。耐火性にも優れ、江戸城の石垣にも使われたとか・・・。

伊豆 室岩洞・石切り場跡
伊豆 室岩洞・石切り場跡

昭和初期まで活用されていましたが、今は観光用に整備されています。薄暗いトンネル状の石切り場の内部を探検するように進むと、地層の様子も目にできます。

室岩洞

いかがでしたか? 自然のダイナミックな姿に圧倒されるジオパーク。東京からも遠くはないので、日帰りでもOK。伊豆半島ジオパークに行って大地の営みを感じてみてくださいね。

この記事は2018年5月28日に公開されたものを編集したものです。

 

※情報は記事公開日時点のものになります。