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真夏にこそ訪れたい!! 山梨県・富士山麓の天然記念物「富岳風穴」と「鳴沢氷穴」で涼しもう

蒸し暑さが続く夏。うだるような暑さから少しでも逃れたい!! そんな時は、山梨県の富士山のふもとにある青木ヶ原樹海の洞窟、富岳風穴&鳴沢氷穴を訪れてみてはいかがですか?
平安時代、富士山北側で起こった大噴火によって溶岩が流れ、トンネルのような洞窟となった2つの天然記念物。この2つのスポットは、互いに歩いて行ける距離にあります。洞窟内は気温が低く肌寒いので上着は必須です。また、歩きやすいスニーカーで行くことをおすすめします。

緑に囲まれた天然の冷蔵庫「富岳風穴」

富岳風穴 ※撮影は2019年2月
富岳風穴 ※撮影は2019年2月
撮影:BUD International

長さは201m、高さは8.7mという横穴形式でY字型の「富岳風穴」。とても歩きやすい構造をしているので気軽に内部見学が楽しめます。

富岳風穴 ※撮影は2019年2月
富岳風穴 ※撮影は2019年2月
撮影:BUD International

壁の玄武岩が音を吸収する性質なので風穴の内部では音が反響せず、不思議な感覚を楽しめます。昔は蚕や種子を保存するために使われていたという、まさに天然の冷蔵庫で夏でも溶けない氷柱が幻想的でとても綺麗です。その他、溶岩棚、縄状溶岩なども見どころです。所要時間は約15分。

幻想的な氷柱が見どころの「鳴沢氷穴」

鳴沢氷穴 ※撮影は2019年2月
鳴沢氷穴 ※撮影は2019年2月
撮影:BUD International

富岳風穴から東へ800mほどの距離に鳴沢氷穴があります。長さ153m、幅は1.5mのところから11mのところもある非常に入り組んだ構造。横穴形式の富岳風穴に対し、鳴沢氷穴は不規則な竪穴形式の洞窟で環状なので中を一周することができます。

鳴沢氷穴
鳴沢氷穴

見どころは天井からしみだした水滴が地面に落ちて凍り、それが積み重なってできた氷柱です。まるで芸術作品のような、自然が造り出した光景に思わずうっとりしてしまいそうです。
「一歩足場を失うものなら二度と帰ることができない……」という恐ろしい注意書きの看板によりヒヤリとする「地獄穴」も、この氷穴の注目スポットのひとつです。所要時間は富岳風穴と同じく15分ほどですが、階段が多いのでご注意ください。
また、この鳴沢氷穴の地獄穴は、伝説によると、江の島の洞窟まで続いているとか。公式サイトでも「江ノ島伝説」についての記載がありますね!

鳴沢氷穴
住所
山梨県南都留郡鳴沢村8533
電話番号
0555-85-2301
HP
鳴沢氷穴のページ

「森の駅 風穴」でB級グルメやスイーツをいただこう

吉田のうどん
吉田のうどん

観光してお腹が空いたら富岳風穴のすぐ近く、国道139号線沿いの「森の駅 風穴」に立ち寄りましょう。山梨県の郷土料理「吉田のうどん」やB級グルメでお馴染みの「富士宮やきそば」、ここでしか食べられないとうもろこしのソフトクリームやパフェなどたくさんのメニューがそろっているフードコートがあるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

富岳風穴・鳴沢氷穴へのアクセスは?

車で行く場合、河口湖I.C.より約20分です。
公共交通機関利用の場合は富士急行線の河口湖駅で路線バスに乗り換えて約30分。風穴、もしくは氷穴で下車後、それぞれ徒歩約5分で到着です。また、河口湖駅までは新宿から高速バスも出ています。
暑い夏にぴったりのこのスポット、ひんやり涼しい洞窟の世界を楽しんだ後はおいしいB級グルメを堪能してみませんか?

富岳風穴・鳴沢氷穴を動画で見てみよう

この記事は2017年7月23日に公開されたものを編集したものです。
 

※情報は記事公開日時点のものになります。