夜はライトアップも開催! 東海随一の紅葉スポット、愛知県豊田市の「香嵐渓」に行ってみよう
「香嵐渓(こうらんけい)」は愛知県豊田市にある、東海地方を代表する絶景スポットです。春はカタクリなどの山野草、夏は新緑、冬は雪景色、と四季折々の美しい景色を見れますが、なかでも特に素晴らしいのが秋。紅葉の見頃時期には、県内外から多くの観光客が訪れます。
香嵐渓はどういうところ?
香嵐渓の紅葉の歴史は古く、1634年に飯盛山にある香積寺(こうじゃくじ)の三栄和尚が、巴川(ともえがわ)沿いの参道から境内にかけて植えたのが始まり。般若心経を唱える度に、一本ずつ植えていったと言われています。その後は市民による植林も行われ、現在では約4,000本のもみじやかえでが見られます。
香嵐渓の紅葉の見頃やライトアップはいつから?
紅葉の見頃は例年11月中旬~下旬で、見頃を迎えると渓谷一帯が赤や黄、オレンジの鮮やかな色に染まります。香嵐渓のシンボルである待月橋(たいげつきょう)からは、緑、黄緑、黄色、橙、赤、とグラデーションになっている「五色もみじ」が見られ、撮影ポイントとしても人気なんです。また、参道にあるもみじのトンネルや香積寺境内も、フォトスポットとしておすすめです。
毎年、紅葉時期に合わせて「香嵐渓もみじまつり」が開催され、期間中はライトアップが行われる予定です。日中とは趣の異なる、幻想的な世界を楽しめますよ。
◎第64回 香嵐渓もみじまつり
<期間>2019年11月1日(金)~11月30日(土)
<時間>ライトアップは日没~21:00
足助の町並みも合わせて観光しよう
香嵐渓のほど近くに、江戸時代から続く足助の町並みが見られます。香嵐渓から徒歩約10分くらいの新町や、すぐ隣の田町あたりまでは老舗の和菓子屋や旅館があり、昔ながらの風情を感じます。写真が好きな方には絶好のカメラスポットですよ。
香嵐渓へのアクセスは?
公共交通機関で行く場合は、愛知環状鉄道 豊田市駅、名鉄 東岡崎駅から路線バスを利用できます。紅葉の時期は朝晩の増便があるほか、愛知環状鉄道 八草駅から「オーワバス“香嵐渓直行バス”」が出ていて便利です。
車で行く場合は、東海環状自動車道 豊田勘八I.C.から約13kmです。ETC搭載の車であれば鞍ヶ池スマートI.C.が利用でき、約12kmと少し近いです。
◎路線バスの増便
<期間>11月10日〜30日
◎香嵐渓直行バス
<期間>11月9日〜30日
- 住所
- 愛知県豊田市足助町飯盛
- 電話番号
- 0565-62-1272 (足助観光協会)
朱色の橋との組み合わせや巴川に映り込む紅葉が美しい絶景スポット「香嵐渓」。東海を代表する紅葉を見に行きませんか?
この記事は2018年10月14日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。