• トリドリ編集部
  • トリドリではアフィリエイト広告を利用しています

秋田の秘湯「乳頭温泉郷」で湯めぐりと郷土料理を堪能しよう!

秋田県の山あいに湧く温泉地「乳頭温泉郷」。名前は聞いたことがある、という方も多いのでは? 豊かな自然と山里の風情たっぷりの温泉で、温泉好きなら一度は訪れたい憧れの温泉です。

乳頭温泉郷とは?

乳頭温泉郷
乳頭温泉郷
撮影:BUD International

十和田八幡平国立公園に指定されている乳頭山麓に点在する7つの温泉宿「乳頭温泉郷」は、泉質の異なる源泉が10種類以上あります。それぞれに個性的な露天風呂があり、まさに秘湯と呼ぶにふさわしい佇まいです。温泉郷内をめぐるバスがあるので、湯めぐりが気軽に楽しめますよ。

乳頭温泉の7つのお宿をご紹介

由緒正しい温泉宿「鶴の湯」

鶴の湯
鶴の湯
撮影:BUD International

「鶴の湯」は、7軒の宿のうち最も古い温泉宿で、江戸時代に秋田藩主の湯治場だった温泉です。白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と呼ばれる4つの源泉があり、それぞれ効能や肌触りが違うので比べてみるのがおすすめです。露天風呂は混浴と女性用があるので、混浴はちょっと…という方も安心です。

鶴の湯
住所
秋田県仙北市田沢湖先達沢国有林50
電話番号
0187-46-2139
入湯料
600円

渓流のせせらぎを感じる「妙乃湯」

妙乃湯
妙乃湯
写真提供:(一社)田沢湖・角館観光協会

「妙乃湯」には金の湯、銀の湯という2種類の温泉があり、それぞれ露天風呂や内湯を楽しめますよ。川ぞいにあるので、露天風呂からは森と渓流の景色が望めるんです。露天風呂は混浴ですが、女性には専用バスタオル(※)を貸してくれるので気軽に利用できます。このほか、岩風呂(※)や寝湯もありますよ。

※専用バスタオルの貸し出しは宿泊者のみ
※岩風呂は時間制の男女入替

妙乃湯
住所
秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ヶ岳2-1
電話番号
0187-46-2740
入湯料
800円

秘湯の雰囲気たっぷり「黒湯温泉」

黒湯温泉
黒湯温泉
写真提供:(一社)田沢湖・角館観光協会

乳頭温泉郷の最も奥に位置するのが「黒湯温泉」です。周りをブナ林に囲まれた“山の湯”の風情が漂い、秘湯の雰囲気たっぷり。宿の敷地内で温泉が湧き出ており、湯量は乳頭温泉郷随一です。野趣ゆたかな露天風呂や打たせ湯が楽しめます。
また、こちらは4月下旬から11月下旬までの季節限定の営業となっています。

黒湯温泉
住所
秋田県仙北市田沢湖生保内黒湯沢2-1
電話番号
0187-46-2214
入湯料
600円

原生林に佇む温泉「蟹場温泉」

蟹場温泉
蟹場温泉
写真提供:(一社)田沢湖・角館観光協会

近くの沢に蟹がたくさんいることからその名がついた「蟹場温泉」。こちらは、宿から約50m離れた原生林の中に露天風呂があり、自然をたっぷり楽しめます。

蟹場温泉
住所
秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林
電話番号
0187-46-2021
入湯料
600円

湯治場の風情が残る「孫六温泉」

孫六温泉
孫六温泉
写真提供:(一社)田沢湖・角館観光協会

“山の薬湯”と呼ばれている「孫六温泉」は、川ぞいにある湯治場の風情が残る温泉宿です。温泉は宿から川に下りたところにあり、大きな女性専用の露天風呂があります。

孫六温泉
住所
秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林
電話番号
0187-46-2224
入湯料
520円

木造校舎がノスタルジックな「大釜温泉」

大釜温泉
大釜温泉
写真提供:(一社)田沢湖・角館観光協会

「大釜温泉」は小学校の木造校舎を利用した、ノスタルジックな雰囲気が人気の温泉宿で、露天風呂は熱い湯とぬるめの湯があるのが特徴です。
夏季限定で、乳頭温泉郷唯一の足湯もありますよ。

大釜温泉
住所
秋田県仙北市田沢湖田沢字先達国有林
電話番号
0187-46-2438
入湯料
600円

秘湯を気軽に楽しめる「休暇村 乳頭温泉郷」

休暇村 乳頭温泉郷
休暇村 乳頭温泉郷
写真提供:(一社)田沢湖・角館観光協会

ここまでご紹介した場所はレトロな趣や、歴史ある佇まいの温泉宿ですが、「休暇村 乳頭温泉郷」は他の温泉宿よりも比較的新しい施設です。自然や温泉を、多彩なアクティビティや宿泊プランで満喫できます。

休暇村 乳頭温泉郷
住所
秋田県仙北市田沢湖駒ケ岳2-1
電話番号
0187-46-2244
入湯料
600円

乳頭温泉を堪能するなら「湯めぐり帖」がお得

乳頭温泉郷 湯めぐり帖
乳頭温泉郷 湯めぐり帖

乳頭温泉郷で湯めぐりを余すところなく楽しみたい! という方には「湯めぐり帖」がおすすめです。乳頭温泉郷に宿泊する方のみ購入でき、ひとりあたり1,800円で販売しています。日帰り入浴の料金はそれぞれ異なりますが、一軒あたり520~800円なので4つの温泉に入れば元が取れます。
また、湯めぐり帖で温泉郷内を走るバス「湯めぐり号」に乗車できるほか、「湯めぐりマップ」を購入すれば、日帰り入浴のみ利用する場合でも湯めぐり号に乗車できますよ。

◎湯めぐり帖
<料金>1,800円

◎湯めぐりマップ
<料金>600円

秋田の名物料理「きりたんぽ鍋」はぜひ食べたい!

きりたんぽ鍋(イメージ)
きりたんぽ鍋(イメージ)

温泉宿に泊まったら、食事も楽しみですよね。乳頭温泉郷の宿では、山の幸が中心の郷土料理をいただけますよ。特に名物料理「きりたんぽ鍋」は、ぜひ食しておきたいところです。お米でできた、きりたんぽに野菜や肉の出汁がしっかりとしみていて絶品! 身体の芯から温まる一品です。このほか、季節ごとにハタハタや鮎なども楽しめます。ぜひ味わってみてくださいね。

乳頭温泉郷へのアクセス

秋田新幹線(イメージ)
秋田新幹線(イメージ)

公共交通機関で行く場合は、JR田沢湖駅からバスに乗車して「乳頭温泉バス停」まで行けます。秋田空港から向かう場合は、乳頭温泉郷へ向かうバスもあるので便利ですよ。このほか、宿泊する宿ごとの送迎もあるので、予約する際に問い合わせてみてください。

乳頭温泉郷は山深いところにあるので、都会の喧騒から離れてのんびりできますよ。温泉と美味しい地元の名物を堪能しに、ぜひ秘湯・乳頭温泉郷へおでかけください!

この記事は2017年12月15日に公開されたものを編集したものです。

※情報は記事公開日時点のものになります。