秋の連休におすすめ!! 9月から美味しくなる「上海蟹」を食べに上海に行こう。
上海に行ったら外せないグルメといえば「上海蟹」!! 毎年9月~2月頃がシーズンで「上海蟹」好きにとっては嬉しい時期の到来です!! そこでこの記事では「上海蟹」の美味しさや産地、食べ方をご紹介いたします。秋の連休は「上海蟹」を食べに上海に行ってみませんか?
上海蟹のおいしい時期はいつ頃?
「上海蟹」は身よりもとにかく蟹味噌の部分が絶品だと言われています。サイズは小ぶりなので、あまり“身”は食べません。そんな上海蟹の正式名称は「チュウゴクモクズガニ」、中国では「大閘蟹(ダージャーシエ)」と呼ばれています。
体長は10cm程度の比較的小さな淡水蟹で、毎年9月~2月頃がシーズンです。特に、雌(メス)はたくさん卵が詰まった10月、雄(オス)は白子が濃厚な11月が旬で最も美味しいと言われています。
上海蟹は「陽澄湖(ヨウチョウコ)」産がおすすめ!!
一番美味しいとされるのは、蘇州や昆山にまたがる「陽澄湖(ヨウチョウコ)」産のものだと言われています。この陽澄湖は上海から車で1時間半ほどの距離にあり、新鮮で格安な上海蟹をゲットできるイチ押しの場所です。
市場には購入した上海蟹をその場で調理してくれるお店がたくさんあり、新鮮な状態で食べられます。大きめのもので、1杯1,000円程度です。
陽澄湖産の上海蟹は中国国内でも人気があり上海のレストランでの相場は一杯(ぱい)1,500円~2,500円程と少しお高めですが、ぜひ旬の美味しい陽澄湖産を食べてみてくださいね。
上海蟹の食べ方は?
小ぶりな上海蟹は食べ方が難しそうなイメージがありますが、そんなことはありません。まず、蟹切りバサミで手や足を全て外して胴体と分け、蟹みそたっぷりの胴体部分をパクリ! お好みで身の部分も食べてみてくださいね。この胴体部分は裏返した状態から腹の殻を外し、次に表側の甲羅を外します。この際、蟹の肺にあたる白色のヒダヒダは食べられないので取り除きましょう。同様に蟹みその中にある白い心臓と呼ばれる部分も取り除いてくださいね。
オレンジが鮮やかで濃厚な蟹みそをたっぷり味わったら、最後は甲羅に紹興酒を入れて飲んでみてください。これが、上海蟹を余すことなく味わえる最高の食べ方です。
いかがでしたか? 日本でも食べられる上海蟹ですが、本場の倍以上の金額になってしまい気軽には食べられません。鮮度も価格もやはり本場が一番なので、秋の連休は上海に行って美味しい上海蟹を食べてみてくださいね。
この記事は2017年10月10日に公開されたものを編集したものです。
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