中国・桂林の鍾乳洞「蘆笛岩(ろてきがん)」。派手なライトアップが幻想的!
各国の要人や国賓が訪れることから国賓洞とも呼ばれる、中国桂林市の鍾乳洞「蘆笛岩(ろてきがん)」をご存じですか? 中国の観光地等級「AAAA級」として注目を集める蘆笛岩の魅力をご紹介します。
「蘆笛岩」はどのように作られた?
「蘆笛岩(ろてきがん)」は1959年に発見された、桂林にある鍾乳洞で、およそ1億8000年前は海でした。長い年月をかけて、海底だった場所は地殻変動を経て隆起し、その地下が侵食されて地下に空洞と川が現れました。桂林市内は、そうした場所が多く残り、面白い形の岩がたくさんあります。他にもいくつかの鍾乳洞もありますがその最大級のものが「蘆笛岩」と言われており、現在では桂林の「AAAA級」の観光地として人気を集めています。
7色のライトアップで幻想的な空間を演出!
内部は全長約2kmありますが、うち約500mが遊覧コースとして整備されていて、歩いて鍾乳洞を見て回れます。何万年もの歳月を経て作られたこの鍾乳洞を見ていると、まるで夢の世界にいるような錯覚さえおぼえます。
それぞれ特徴ある鍾乳石は、中国らしい派手なライトアップで照らされています。自然の荘厳さと相まって見ごたえがたっぷりです。鍾鍾乳洞内は、冬は暖かく、夏は涼しいので、“天然のエアコン”とも呼ばれています。
桂林からのアクセスは?
「蘆笛岩」は桂林市内から北西、光明山にあり、「桂林駅」からバスで約20分のところにあります。3番バスで「芦笛岩」まで、2元で乗車できます。
蘆笛岩
日本政府や首相、各国の国賓も訪れる「蘆笛岩」、あなたも幻想的な鍾乳洞の虜になってしまうかもしれませんよ。
この記事は2017年5月23日に公開されたものを編集したものです。
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