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フォアグラが庶民の味?!世界三大珍味フォアグラが格安に食べられちゃう夢の国ハンガリー

フォアグラ

フォアグラといえば、世界の三大珍味に数えられる高級食材。
フォアグラはガチョウやアヒルなどの肝臓を肥大化させたものですが、柔らかくねっとりとした濃厚な味わいは、一度食べたら忘れられない美味しさですよね。

なかなか食べる機会のない贅沢な食材ですが、「フォアグラをお腹いっぱい食べてみたい!」そんな願いが叶ってしまう夢の国が、ハンガリーです。

フォアグラを売る店

ハンガリーは昔からフォアグラの名産地として有名で、その生産量は世界一!
市場では驚くような低価格で販売されています。

フランスが世界一だとも言われますが、フランス産のフォアグラは、半分以上がハンガリーで生産されてフランスで製造したもので、実質、世界一の生産国はハンガリーと言えます。
国内では年間約2500トンのフォアグラを生産していて、その売り上げは年間約8億円にも及びます。

生のフォアグラ

首都ブダペストの中央市場では、フォアグラが大きな塊のまま売られていて、その値段は1キロあたり4299フォリント。
100グラムがなんと約170円で買えちゃうんです!
もはやスーパーのお値打ちお肉より安い?!
これならフォアグラ丼にフォアグラ煮込み、フォアグラ鍋と贅沢に料理して、フォアグラでお腹いっぱいになれそう♪

ハンガリーの家庭では、普段から他のお肉と同じようにフォアグラを塊で購入し、ソテーしたり、ペーストにしたりしたものが食卓に並び、庶民の味として親しまれています。

フォアグラの缶詰

生のまま持ち帰るのは難しいので、お土産として購入する場合は缶詰や瓶詰がおすすめです。
100%フォアグラのものは1つだいたい1000円前後で購入できますが、安いものだと50%、70%が混ぜ物である場合があるので気を付けましょう。

赤い鳥のマークはガチョウのフォアグラで、ハンガリーの定番品。
バゲットにのせたり、スライスしてオードブルとして出すだけで贅沢な気分になれますよ!

※情報は記事公開日時点のものになります。

510日間100ヶ所以上の世界遺産を周って世界一周しました! 女ひとり旅本「独女世界放浪記」(ポプラ社)を出版後、 NHK BS1「エルムンド」海外レポーターとして約70日間の世界二周目も達成! 現在は添乗員として月の半分以上を海外で過ごしています。訪問国数80カ国以上。