中世の雰囲気を楽しもう!! 「ルーマニア」のおすすめ観光地をご紹介
「ルーマニア」は、ドラキュラ伝説のモデルになった建物や中世の雰囲気を今なお色濃く残している素敵な街並みがあります。この記事では「ルーマニア」のおすすめ観光地をご紹介します。
ドラキュラ伯爵の居城「ブラン城」
トランシルヴァニア地方にある「ブラン城」は、あのドラキュラ伯爵のモデルとなったヴラド3世の居城です。ドラキュラ伝説を感じさせるどっしりとした外観はもちろん、内装も独特で美しい建物として知られています。ルーマニアを代表する観光スポットなので、付近にはお土産屋さんもあります。ブラン城観光の拠点はブラショフという町なので、空港のあるブカレストやティミショアラから鉄道で向かうのが便利です。
- 時間
- 4/1〜9/30 09:00〜18:00(月曜日のみ正午から/最終入場18:00)、10/1〜3/31 09:00〜16:00(月曜日のみ正午から/最終入場16:00)、2020/4/17・18 09:00〜18:00、2020/4/19・20 10:00〜18:00
- 休み
- なし
ゴシック建築の教会「黒の教会」
「黒の教会」は、1477年に完成したルーテル派の教会でブラショフのシンボルです。東ヨーロッパを代表する大型のゴシック式教会で約4000本のパイプを持つパイプオルガンがあることでも知られています。17世紀にあったハプスブルク家の攻撃で外壁が焦げてしまったことから「黒の教会」と呼ばれるようになりました。
中世の街並みが色濃く残る「シギショアラ歴史地区」
トランシルヴァニア地方の中央にある「シギショアラ歴史地区」は、中世のままの街並みが保たれており、その一帯が世界遺産に指定されています。歴史地区にあたる旧市街は城壁に囲まれており要塞(ようさい)や家屋も当時のままなので、中世の雰囲気を感じたい方にピッタリです。中でも有名な建造物で機械仕掛けの「時計の塔」は、高さが約64mもありその迫力に圧倒されます。
ルーマニア観光では外せない「五つの修道院」
モルドヴィア、ブコヴィナ地方にある修道院群は、1993年に世界遺産に登録されました。これらの教会は、かつてオスマン帝国からの脅威に晒された人々を励ますために建てられた市民の心のよりどころと言われています。中でも、外壁のフレスコ画の保存状態がよい「五つの修道院」は、現在でもその美しさが鮮やかに保たれておりルーマニア観光では外せないスポットです。
- ヴォロネツ修道院
- Strada Voroneț 166, Voroneț 725301
- モルドヴィツァ修道院
- Vatra Moldoviței 727595
- スチェヴィツァ修道院
- DN17A 169, Sucevița 727510
- フモール修道院
- Mănăstirea Humorului 727355
- アルボレ修道院
- DN2K 732, Arbore 727015
日本からの行き方とビザ(査証)
日本からルーマニア・ブカレストまでの直行便はないので、ヨーロッパの主要都市で乗り継いで向かいます。気温は北海道と同じくらいなので夏場でも過ごしやすく、観光のベストシーズンは5〜10月頃です。ビザ(査証)は90日以内の観光目的であれば不要です。また、ルーマニアは物価が安い国としても知られています。外食をしても一食あたり300〜500円ほど。レストランの生ビールは1杯50〜80円、コーヒーなら30〜50円程度です。
いかがでしたか? ぜひ、ベストシーズンにあわせて行ってみてくださいね。
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