北海道・函館に冬に行くなら「五稜郭」で幻想的なイルミネーションを楽しもう
北海道函館を代表する観光スポット「五稜郭」は、函館市街地の中心に位置している函館のシンボルです。
幕末の戦争の舞台となったことから歴史が好きな方に人気の場所で、広大な園内では春は桜、秋は紅葉を楽しめます。冬にはイルミネーションが開催され、多くの観光客が訪れますよ。
冬には「五稜星の夢イルミネーション」が楽しめる
冬には、「五稜星の夢(ほしのゆめ)イルミネーション」が開催しています。堀の周りに約2,000個のライトが設置され、五稜郭の星の形を縁取ります。
展望台からの景色は、時期によって見え方が異なり、堀の水が凍って雪が積もると青っぽく見えて、幻想的な雰囲気になります。雪の積もり方や天気によっても見え方が変わってくるので、一期一会の景色を楽しんでくださいね。
◎五稜星の夢イルミネーション
<開催期間>2019年12月1日(日)〜2020年2月29日(土)
<点灯時間>2019年12月1日(日)〜2020年2月9日(日)/17:00〜20:00
2020年2月10日(月)〜2020年2月29日(土)/17:30〜20:00
イルミネーション開催期間中、五稜郭タワーでは夜間特別営業を行っています。特別営業時間は17:00~19:00で、この時間は特別料金で入れます。展望フロアからは五稜郭のイルミネーションはもちろん函館の夜景が見られるほか、展望フロアのツリーや、1階アトリウムのイルミネーションも楽しめます。
◎五稜郭タワー夜間特別料金
<開催期間>2019年12月1日(日)〜2020年2月29日(土)
<時間>17:00~19:00
<料金>大人/810円、中学生・高校生/610円、小学生/410円、未就学児/無料
五稜郭とはどういうところ?
現在では公園として整備され、観光名所となっている五稜郭ですが、幕末期の激動の歴史を今に伝える史跡スポットでもあります。
建てられたのは函館開港の後のこと。海からの攻撃に備えるためにヨーロッパの文化を取り入れ、防御に適した五角形の城郭が建てられました。その特徴的な五角形は“星形要塞”と呼ばれています。日本でこの形式の城郭が見られるのは五稜郭と長野県佐久市にある龍岡城だけですが、龍岡城は現在小学校となっているので実質函館の五稜郭のみが“日本に現存する星形要塞”なのです。
五稜郭タワーからの景色は必見! 五稜郭の見どころは?
園内には箱館奉行所が再現されていて、貴重な資料や映像が見られます。このほか土塁や石垣、土蔵などがあり、当時の面影を見ながら散策を楽しめます。
そして散策後は、“上からの景色”を楽しみましょう。「五稜郭タワー」からは、パンフレットなどで目にする五稜郭の定番の姿が望めますよ。
五稜郭タワーには展望フロアが1、2階とあり、特に地上90mにある2階からの景色は必見です。美しい星形を描く城はもちろんのこと、遠くに函館山や津軽海峡を望めます。また五稜郭に関する展示スペースもあるので、より詳しく知りたい方におすすめですよ。
1階の展望フロアには床がガラス張りになっている“シースルーフロア”があり、スリリングな空中散歩気分を味わえます。館内にはオリジナルグッズを販売する売店やカフェスペースもあるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
- 住所
- 北海道函館市五稜郭町43-9
- 営業時間
- 4月21日〜10月20日/8:00〜19:00
10月21日〜4月20日/9:00〜18:00
五稜星の夢期間中(冬季)/9:00〜19:00
1月1日(初日の出営業)/6:00〜19:00
- 展望料金
- 大人/900円
中学生・高校生/680円
小学生/450円
未就学児/無料
- 電話番号
- 0138-51-4785
五稜郭へのアクセス
公共交通機関を利用した場合の最寄駅は市電 五稜郭公園前駅で、徒歩約15分です。このほか、JR函館駅やJR五稜郭駅から出ている函館バスで五稜郭公園入口で下車し、徒歩約7分です。新幹線の停車駅 JR新函館北斗駅から向かう場合はまず函館に向かうか、シャトルバスが五稜郭公園入り口まで出ています。
また、JR函館駅や函館空港と、人気の観光地を結ぶシャトルバス「五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス」に乗車すれば、五稜郭タワーの目の前までバスで行けますよ。
- 住所
- 北海道函館市五稜郭町44
まるで地上に描かれた星のような景色を楽しめるイルミネーションが幻想的な五稜郭! 冬ならではの五稜郭を楽しんでくださいね。
この記事は2018年11月30日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。