佐賀県唐津へ行くなら、絶景と美味しいものを満喫！ 呼子朝市で買い物もしよう！

佐賀県唐津は、古代から大陸の玄関口として栄えてきた歴史と文化が見どころで、海と山に囲まれた豊かな郷土と温暖な気候からグルメや自然も豊富！ 見どころたっぷりの場所ですよ。

イカや佐賀牛、川魚など唐津グルメに舌鼓！

「旅にはグルメが欠かせない」という方も多いのでは？ 自然豊かな唐津では海の幸やブランド牛など、豊富なグルメを楽しめます。

透明でみずみずしいお刺身「呼子のイカ」

唐津市呼子は世界有数の漁場として知られる玄界灘に面していて、新鮮な海産物が水揚げされています。なかでも、玄界灘の荒波にもまれたイカは「呼子（よぶこ）のイカ」と呼ばれています。とても活きが良く、透明なイカ刺しは絶品！ ぜひ味わいたい一品です。イカ刺しの他にも名物のイカシュウマイもお試しあれ。

最高クラスのブランド牛「佐賀牛」をいただく

せっかく佐賀を訪れたのなら、有名ブランド牛の「佐賀牛」もおさえておきたいところ。温暖な気候と徹底した飼育管理の下で育てられた佐賀牛は、柔らかな肉質と甘味があるのが特徴。ステーキはもちろん焼き肉などを、多くのお店でいただけますよ。

ツガニや鯉が有名！ 川魚料理を食べてみよう

唐津は川魚料理も有名です。市内には清流が流れ、ツガニや鮎が食べられています。ツガニは丸ごと塩ゆでにしたり、ご飯と一緒に炊き込んでカニ飯にしたりと、カニの旨みを余すことなく堪能できます。鮎はシンプルな塩焼きや天ぷらなどもいただけます。“川魚の王様”と呼ばれる鯉は、“鯉のあらい”や“鯉こく”として楽しめますよ。

唐津のおすすめ観光スポット

唐津のシンボル「唐津城」

唐津のシンボル「唐津城」唐津城は、豊臣秀吉の家臣の寺沢広高が築城した戦国時代のお城です。現在の天守閣は昭和に完成したもので、展望台からの眺めは抜群。平成29年にリニューアルされ、展示品などが一層、充実しました。別名“舞鶴城”とも呼ばれ、夜にはライトアップされてその優美な姿を楽しめます。

日本三大松原の一つ「虹の松原」

唐津の絶景スポットといえば「虹の松原」が有名です。唐津湾沿いに広がる松林で、虹のように弧を描いています。唐津城と同様に寺沢広高が防風と防潮を目的として植えたのが始まりです。全長約4.5km、幅約500mに渡って続く松原の景色は壮大で、国の特別名勝にも指定されている絶景スポットです。

遊覧船で行ける洞窟「七ツ釜」

国の天然記念物の「七ツ釜」は、柱状節理の岩肌が波に浸食されてできた洞窟で、かまどのように開いた7つの穴からその名前がつきました。遊覧船で観光でき、波の状況により洞窟内にも入れます。
遊覧船は呼子にあるマリンパル呼子から出ています。イカの形の船、イカ丸で七ツ釜の遊覧観光ができますよ。

唐津での買い物や、お土産探しをするなら？

活気あふれる「呼子朝市（よぶこのあさいち）」でお買いもの

唐津に訪れた際はぜひ早起きして「呼子朝市（よぶこのあさいち）」へ行ってみてください。港にほど近い「朝市通り」では、元旦を除いて毎日朝市が開催され、30～50の店が並んでいます。こちらの朝市は、江戸時代に農家と漁師が物々交換をしていたことが始まりと言われていて、新鮮な野菜や果物、玄界灘で獲れた海鮮、呼子のイカの一夜干しや干物などが並んでいます。露店のおばちゃん達との会話が楽しめるのも見どころのひとつですよ。

唐津焼の伝統にふれる

1580年代に生まれた「唐津焼」は多くの茶人に愛され、発展してきました。現在では70を超える窯元があり、窯元の直売所や、唐津焼がみられるギャラリーのほか、陶芸体験や絵付け体験ができるところもあります。お土産にぴったりなので、ぜひお気に入りの一品を探してみてください。

唐津へのアクセス

佐賀県北部に位置する唐津へは、福岡方面から行くのが安くて早いです。福岡空港からは地下鉄とJRを乗り継いで約1時間30分で唐津駅に到着し、車を利用すれば約1時間10分です。
佐賀空港から行く場合は、佐賀駅までバスを利用して佐賀駅から約1時間、待ち時間込みで約2時間で到着です。

美味しいイカや佐賀牛に、絶景も楽しめる見どころいっぱいの佐賀県唐津へ、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。

この記事は2019年1月14日に公開されたものを編集したものです。

※情報は記事公開日時点のものになります。