福岡旅行するなら博多だけじゃもったいない!! 半日観光を楽しめるスポット5選
博多の周辺には中洲の屋台や天神など、名物料理が楽しめるお店がひしめきます。天神には九州最大の地下街があり、周囲のほとんどのビルにつながっているので雨の日も安心です。
ですが、博多の近郊には都市観光だけでなく、自然や歴史を感じられるスポットがいくつもあります。ぜひ、少し足を延ばして訪れて欲しい半日観光を楽しめるおすすめスポットを5カ所をご紹介します。
目次
バスで行ける都会のオアシス「シーサイドももち地区」
「シーサイドももち海浜公園」を中心とした「シーサイドももち地区」には、百道浜(ももちはま)や地行浜(じぎょうはま)などのビーチがあります。周辺には「福岡ヤフオク! ドーム」や「福岡タワー」などの施設があるほか、地行浜地区では音楽コンサートが行われるなど、イベントにぴったりの整備された砂浜が広がります。
シーサイドももち地区にあるウォーターフロント施設「マリゾン」は、カフェやレストラン、おしゃれな結婚式場があり、都会的な雰囲気が漂います。リゾート気分で楽しむショッピングや、海辺のテラスでの食事を満喫しましょう。
博多駅からシーサイドももち海浜公園へ行くには西鉄バスで約25分です。博多駅前Aで乗車したら福岡タワー南口で下車し、徒歩約3分で到着です。
船で約10分! 絶景と癒やしの島「能古島(のこのしま)」
能古島は博多湾の真ん中に浮かぶ小さな島で、シーサイドももち海浜公園からも見えます。夏休みにぴったりの能古島キャンプ村海水浴場や、博多湾を一望できる展望台があります。島の北部にあるのが、メインの観光スポット、「のこのしまアイランドパーク」です。
のこのしまアイランドパークは海と季節の花が楽しめる風光明媚なレジャー施設です。ピクニックができる広い芝生やお食事どころがあるほか、一戸建てのコテージが10棟あるので、宿泊してたっぷりと遊びつくせます。
能古島へ行くには、まず姪浜渡船場を目指します。博多駅前Aから西鉄バスに乗り約40分で能古渡船場に着くので、下車したら姪浜渡船場に向かい、フェリーに乗り約10分の船旅です。島に到着後は、アイランドパークまで西鉄バスで約13分です。
- 住所
- 福岡県福岡市西区能古島
- 営業時間
- 月~土曜日/9:00~17:30、日曜日・祝日/9:00~18:30(冬季は9:00~17:30)
- 定休日
- なし
- 入園料金
- 大人(高校生以上)/1,200円、こども(小・中学生)/600円、幼児(3歳以上)/400円
- 電話番号
- 092-881-2494
古代の歴史を感じられる「志賀島(しかのしま)」
「志賀島」は国宝に指定されている、漢の光武帝から送られた“金印”が発見された島です。博多湾をはさんで能古島と向かい合うあたりは「金印公園」として整備され、記念碑が建っている、景色が良い公園です。
このほかにも、深い歴史を持つ禅寺「荘厳寺」や、「志賀海神社」など、見どころがたくさんあります。レンタサイクルのお店があるので、潮風を感じながらサイクリングをするのもおすすめです。
志賀島へ行くには、博多埠頭から船で行くか、陸続きになっているので車も利用できます。バスも通っていて、天神から西鉄バスで約40分で到着します。
博多から車で行く際に通る「海の中道」は、両側が海になっているので爽快なドライブを楽しめます。
幻想的な藤のトンネル「河内藤園」
北九州市にある「河内藤園」は“藤のトンネル”が有名な藤園です。アメリカCNNによる「日本の最も美しい場所31選」に選ばれるなど、海外でも人気です。
頭上に藤色と白色の2色の藤の花が咲き乱れ、トンネルの隙間からは柔らかな陽の光がこぼれます。トンネルを抜けた先にあるのは、豪華な大藤棚です。一房ごとの花が立派で、藤の香りで満たされています。
藤の見頃と重なるGW前後は混雑するので、この時期に入園するには、日時指定のコンビニ予約チケットを購入する必要があります。期間中の当日券の販売はありません。チケットの発売日は2020年3月16日(月)が予定されていて、チケット料金は500円です。入園する際に、時期ごとに設定された入園料金からチケット料金を引いた差額を支払います。
福岡市内から河内藤園までは、車で約1時間です。北九州都市高速道路4号線の大谷I.C.から「河内藤園」までは約20分です。
- 予約チケット期間
- 2020年4月24日(金)〜5月6日(水)
- 4月中旬~5月中旬(藤)開園時間
- 8:00~18:00
- 11月中旬~12月初旬(紅葉)開園時間
- 9:00~17:00
- 入園料金
- 咲き始めと咲き終わり/500円、中間/1,000円、見頃/1,500円、高校生以下/無料
- 電話番号
- 093-652-0334
アートと寄り添う歴史スポット「太宰府天満宮」
学問の神様、菅原道真公をまつる「太宰府天満宮」は福岡市の南東、太宰府市にあります。年間800万人が参拝に訪れる社殿に続く参道は、グルメの宝庫です。中でも、もちもちの皮がやみつきになる名物“梅ヶ枝餅”はおすすめです。朱色の迫力ある楼門や厳かな社殿もさることながら、豊かな自然も見どころです。菅原道真公が愛した梅が咲き乱れるさまや、太鼓橋の新緑など、季節ごとの表情を楽しめます。
太宰府天満宮は、過去にはフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンとコラボして敷地内に北欧スタイルで花を飾るなど、旧来の価値観にとらわれない神社です。2020年度は4月よりピエール・ユイグの「ソトタマシイ」が公開予定です。
福岡市内からの行き方は、まず西鉄福岡(天神)駅から天神大牟田線に乗車し、西鉄二日市駅で大宰府線に乗り換えて太宰府駅で下車します。所要時間は約20分です。
- 開門時刻
- 春分の日より秋分の日の前日まで/6:00、左記以外の日/6:30
- 閉門時刻
- 4・5月・9~11月/19:00、6~8月/19:30、12~3月/18:30、毎週金・土曜日/20:00
- 電話番号
- 092-922-8225(9:00~17:00)
見どころの多い九州の中でもひときわ大きな都市である福岡県博多には、歴史を感じるスポットや、市民の憩いの場などの多くの観光スポットがあります。ぜひ、博多を観光する際には足を延ばして訪れてみてください。
この記事は2017年6月28日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。