• 南まい

新たな魅力を再発見!ヨーグルト発祥の国トルコの絶品ヨーグルトを食べてみて♪

食事を楽しむトルコ人

朝食メニューとして毎日食べる人も多いヨーグルトは、美容効果バツグンのヘルシーフード!腸内環境を整えてくれるので、便秘や下痢などの悩みが改善され、美肌にも効果があります。ヨーグルトといえば、日本ではブルガリアのイメージが強いですが、実は発祥の地はそのお隣の国、トルコなのをご存知でしょうか?日本語の「ヨーグルト」という言葉は、トルコ語の「ヨーグルト=ヨウルト(yoğurt)」に由来するもので、ブルガリアのヨーグルトの年間消費量が1人あたり約28.9kgなのに対して、トルコは約35kgと世界一を誇ります。

“世界三大料理”トルコ料理

トルコ料理の味を決めるのはヨーグルト。世界三大料理に挙げられるトルコ料理に、ヨーグルトは欠かすことのできない存在で、デザートとして食べるだけではなく、調味料として使われたりもします。煮込み料理に添えたり、ソースとしてかけたり、ケバブの下味に使ったり、スープに入れたり。ヨーグルトを使うことで肉の臭みが取れたり、まろやかで深みのある味わいに仕上がるなどの効果もあります。

美味しそうなディナール

そんなヨーグルトの国トルコで食べられる最強スイーツが、はちみつヨーグルト!「ディナール」というヨーグルト発祥の街の名物で、硬めのヨーグルトにハチミツとケシの実をかけて、ぐるぐるかき混ぜながら食べます。
ヨーグルトにハチミツをかけただけでしょ?と思うなかれ!日本のような水っぽいものではなく、ねっとりと濃厚でクリームチーズのようなヨーグルトは、はちみつと混ざるとレアチーズケーキのようなコクのある味わいに変わり、感動の美味しさです。

ディナールを取り分けるトルコ人サーバー

このはちみつヨーグルトに使われる水切りヨーグルトは、ガーゼにヨーグルトを包んで数日間吊るして水分を抜いて作られますが、実は家庭で簡単に作ることができます。コーヒーフィルターの上に市販のプレーンヨーグルトをたっぷり乗せて、3時間以上置いておきます。水分がほとんど抜けて硬くなり、だいたい半分くらいの量になれば完成!たっぷりとはちみつをかけて召し上がれ♪
ヨーグルトフリークならずとも、単調なヨーグルトの味に飽きてしまった人には絶対おすすめ!ヨーグルト発祥の国の絶品ヨーグルトスイーツを、ぜひご家庭で試してみてくださいね♪

※情報は記事公開日時点のものになります。

510日間100ヶ所以上の世界遺産を周って世界一周しました! 女ひとり旅本「独女世界放浪記」(ポプラ社)を出版後、 NHK BS1「エルムンド」海外レポーターとして約70日間の世界二周目も達成! 現在は添乗員として月の半分以上を海外で過ごしています。訪問国数80カ国以上。