タコだらけの島!? 名古屋から日帰りで行ける「日間賀島」でタコを満喫しよう!
「日間賀島(ひまかじま)」は、愛知県の知多半島と渥美半島に挟まれた三河湾に浮かぶ島です。知多半島先端の師崎(もろざき)港から約4kmしか離れていないので、高速フェリーで約10分で行けるんです。“名古屋から一番近い島”なので、日帰りで遊びに行くのもおすすめですよ。
日間賀島のフォトスポットを散策しよう
タコが特産の日間賀島は、別名“タコの島”と呼ばれるほど、いろいろな所でタコのモチーフを見つけられます。
高速フェリーが発着する西港と東港では、それぞれ「にっしー」と「がっしー」というタコのモニュメントが出迎えてくれます。タコの表情に愛嬌があって、記念撮影にピッタリの場所ですよ。
島の周囲は約5.5km、徒歩でも1時間あれば一周できるので気軽に散策を楽しめます。島の各所にはタコが描かれたマンホールや、タコをモチーフにした駐在所などがあるので、ぜひ探してみてくださいね。
このほか、漁港の周辺にはタコ漁に使われる蛸壺が並んでいたり、10月には丸ごと一匹の干しダコが並んでいたりと、独特の景色が楽しめますよ。
新鮮なタコとフグを堪能しよう!
日間賀島で通年楽しめる「タコ」
日間賀島の名物を堪能するのなら、やっぱり“タコ”は外せません。蛸壺漁で採られた日間賀島のタコは茹でても硬くならないので、丸茹でにして食べるのが一般的です。このほか、刺身や唐揚げなどの多彩なタコ料理をいただけますよ。タコ料理を楽しめるお店がたくさんあるので、地元ならではの味を楽しんでみてくださいね。季節を問わず楽しめますよ。
日間賀島の冬の名物「ふぐ」
日間賀島の冬の名物としては“ふぐ”がおすすめです。実は日本で屈指の天然とらふぐの漁獲量を誇る愛知県。伊勢湾口がとらふぐの産卵地のひとつであり、近年の海流の変化から日間賀島近海が好漁場になっているんです。また、日間賀島では伝統のとらふぐ漁“延縄漁”で一匹一匹釣りあげるのでふぐに傷が付きにくいんですよ。
ふぐは10~3月に旬を迎え、民宿やホテル、食事処でいただけます。タコと共に、新鮮なふぐ刺しやふぐ鍋をいただいてみてはいかがでしょうか。
日間賀島へのアクセス
日間賀島へは、名鉄海上観光船が運行する船で行けます。いくつかの航路がありますが、知多半島側から向かうのが一般的です。師崎港もしくは河和港から日間賀島へのフェリーが出ています。
公共交通機関を利用する場合、行きやすいのは名鉄電車 河和駅から徒歩約5分の河和港です。師崎港は名鉄電車 内海駅からバスで約30分、もしくは名古屋から車で約1時間です。
知多半島とは逆方面の渥美半島からもフェリーが出ていて、伊良湖港からもアクセス可能です。豊橋駅から伊良湖港までバスで約90分です。
- 住所
- 愛知県知多郡南知多町日間賀島
- 電話番号
- 0569-68-2388(日間賀島観光協会)
日間賀島は名古屋から日帰りでも行けるので、名古屋旅行の立ち寄り先にもおすすめです。ちょっと足を延ばしてタコだらけの島を楽しんでみてくださいね。
この記事は2018年10月22日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。