東京から近い自然スポット!! 神奈川県川崎市「生田緑地」のさまざまな施設を楽しもう!
神奈川県川崎市北部、多摩区と宮前区にまたがる「生田緑地」は、首都圏を代表する自然豊かなエリアです。ゲンジボタルやホトケドジョウなど珍しい生物が生息していて、自然環境保全の重要な役割を担っているんですよ。エリア内に「川崎市 岡本太郎美術館」や「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」があるほか、さまざまな施設があります。
目次
プラネタリウムが楽しめる「かわさき宙(そら)と緑の科学館」

自然科学や星空観察が好きな方におすすめなのが、「かわさき宙と緑の科学館」です。こちらでは生田緑地や多摩川などの、川崎市の自然に関する展示が行われています。
見どころは最新技術を備えたプラネタリウムです。川崎市出身のプラネタリウムクリエイター大平貴之が開発した投影機を使い、まるで本物のような星空を楽しめます。プログラムは専任スタッフの生解説付きで、内容は毎月変わるので、何度行っても新しい発見があります。
- 開館時間
- 9:30〜17:00
- 休館日
- 毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日は休館)、祝日の翌日(土日の場合は開館)、年末年始
- 入館料
- 無料
- プラネタリウム観覧料金
- 大人/400円、高校生・大学生・65歳以上/200円、中学生以下/無料
- 電話番号
- 044-922-4731
江戸時代の貴重な古民家を見学できる「川崎市立日本民家園」

「川崎市立日本民家園」は、古民家をはじめ、高倉や歌舞伎舞台などを移築した野外博物館です。園内には25件の建物が保存されていて、江戸時代の住宅や、文化財に指定されている建物を見学できます。日本の民家の成り立ちや基礎情報を学べる展示室や、藍染め体験ができる施設もあるほか、旧作田家には団子屋があるので、休憩にもおすすめです。
- 開園時間
- 3~10月/9:30~17:00、11~2月/9:30~16:30
- 休園日
- 月曜日(祝日の場合は開園)、祝日の翌日(土日の場合は開園)、年末年始
- 入園料
- 大人/500円、高校生・大学生・65歳以上/300円、中学生以下/無料
- 電話番号
- 044-922-2181
パノラマの景色が広がる「枡形山展望台」

生田緑地で最も高い地点となる標高84mの枡形山は、鎌倉時代に建てられた城があったと伝わり、その城を模した展望台があります。東京の都心や多摩川などのパノラマの景色が広がります。
また、春になると桜が咲き誇り、花見客が多く訪れる、人気の花見スポットになります。
- 展望台解放時間
- 9:30〜16:30
春と秋に行くならおすすめ「生田緑地 ばら苑」

毎年春と秋のばらの開花に合わせて開苑する「生田緑地 ばら苑」は、多摩丘陵の雑木林に囲まれた自然豊かな施設です。春と秋、それぞれ違う種類のばらが咲いており、春の方が種類が多く、約800種、約3,300株が咲き誇ります。秋は625種、約2,900株のばらが見られます。
- 開苑期間
- 春、秋 ※2020年春の開園は5月中旬を予定
- 春の開苑時間
- 平日/10:00~16:30、土・日・祝/9:00~16:30
- 秋の開苑時間
- 平日/10:00~16:00、土・日・祝/9:00~16:00
- 休苑日
- 月曜日 ※開園は春と秋のみ
- 入苑料
- 無料
- 電話番号
- 044-978-5270 ※8:30~16:30 開苑期間中のみ
生田緑地へのアクセス

生田緑地の最寄駅は向ヶ丘遊園駅です。駅から出ているバスに乗車して向かいます。
生田緑地は広く、東口と西口にそれぞれ停留所があり、バスの系統も違います。向ヶ丘遊園駅南口から出ているバスに乗車すると東口に、向ヶ丘遊園駅北口から出ているバスに乗車すると西口に行けます。また、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」や「生田緑地 ばら苑」に行く場合は、藤子・F・不二雄ミュージアム前停留所を利用するのがおすすめです。向ヶ丘遊園駅から徒歩で行く場合は、約13分です。
このほか、登戸駅から「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」行きの直行バスも出ています。
公園を散策したり、科学館や美術館を巡ったり、いろいろな楽しみ方ができる生田緑地。東京からも近いので、ぜひ行ってみてくださいね。
この記事は2018年2月13日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。