おデブのモナリザ?!コロンビアにあるボテロのぽっちゃり美術館に癒やされまくり!
![ボテロ](https://tori-dori.com/wp/wp-content/uploads/2017/04/8182eeca8107e1ca6a8baad13b07e419.jpg)
丸々と太ったモナリザの絵。
あれ、モナリザってこんなに貫禄あったっけ?と目を疑ってしまうようなこの絵画は、コロンビアの画家フェルナンド・ボテロの作品です。
![ボテロ](https://tori-dori.com/wp/wp-content/uploads/2017/04/0265cdf096532c40c6e6aec10d96dfa0.jpg)
ボテロの一番の特徴は、何といっても描く対象物のすべてが“ふくよか”であること。ひと目で彼の描いたものだと分かる独特の作風は、人物だけにとどまらず、動物や鳥、くだもの、野菜、楽器やテーブルまでも、描く物のすべてがぽっちゃり。対象物を誇張して表現した絵画が話題を呼び、世界から一躍注目されるようになりました。
![ボテロ](https://tori-dori.com/wp/wp-content/uploads/2017/04/e27b835e9acf2e51d3ba6dbce2bf0c07.jpg)
ボテロは1932年にコロンビアで生まれました。画家を志してヨーロッパに渡り、ルネサンス芸術の影響を受けた作品を多く生み出しました。彼は決して悪意を持ってこのような表現をしているわけではなく、対象物を太めに描く理由は「自分の官能性を表現するためだ」と語っています。
“芸術家は意味なくある形に引き付けられるもので、そこに理由などない”
ボリュームのあるものになぜか魅力を感じる、ボテロは「ポッチャリ好き」だったのかもしれませんね。
![ボテロ](https://tori-dori.com/wp/wp-content/uploads/2017/04/96122726f6a2b28c16f086c4f70e6ee3.jpg)
ボテロの手にかかれば、肉体だけではなく骨までぽっちゃり?
ふくよかで柔らかそうなタッチの絵は、なんだか暖かい気持ちにさせてくれますよね。
![ボテロ](https://tori-dori.com/wp/wp-content/uploads/2017/04/855a858c3b46ee99e62629636eabceaf.jpg)
コロンビアの首都ボゴタには、ボテロが自身の作品を寄贈して作られたボテロ美術館があり、彼の意向により無料で入場することができます。2フロアに渡って絵画や彫刻、またピカソやダリなどボテロ以外の作品も展示してあって、見ごたえは十分。フラッシュなしであれば撮影も可能です。ボテロ独特の世界観が表現されたぽっちゃり作品の数々に、ほっこり癒やされて幸せな気持ちになれますよ!
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